地域の栄養改善を目的とした活動
<指導教員>辛島 順子
<発表期間>2022年11月12日~13日(常磐祭) 2022年10月28日?2022年11月30日(本学ホームページ)
<発表場所>日野キャンパス常磐祭、ホームページ
地域の栄養改善を目的とした活動を行う。
1)日野市多摩平の森自治会の活動支援(学外)
自治会と協働し、男性を対象とした料理教室を継続する。日野市多摩平の森自治会は、自治会と住民が協働した活発な活動を展開し、多くの住民に対する通いの場を提供してきたが、新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、現在はほとんどの活動が休止もしくは活動回数が減少している。栄養教育研究室では、2021年度から料理教室再開のサポートを行ってきたため、引き続き、感染防止対策を実施した上で男性を対象とした料理教室を継続する。
2)保育園の食育活動支援(学外)
生活文化学科井口眞美准教授?生活文化学科学生と連携し、わらべ日野市役所東保育園(以下、保育園とする)において、園児?保護者を対象とした食育を行う。保育園の職員(栄養士?保育士)を対象に現在行っている食育の内容や今後実施したい食育についてのヒアリングを行う。ヒアリング内容を元に、食育で使用する教材の作成、保育園で行う食育の企画?運営などを行う。
3)買い物困難地域における元気な高齢者のフレイル予防対策(学外)
南多摩保健所と連携する。南多摩保健所管内の買い物困難地域に居住する高齢者を対象として実施されている移動販売車による支援の環境整備として、利用者への食育活動を展開する予定である。
4)常磐祭展示(学内)
2022年度常磐祭において、来場者を対象に、体成分測定?推定ヘモグロビン測定を行う。これらの測定は、簡易的に自分自身の健康状態を把握することができるため、来場者の健康保持増進への意識を高めるきっかけづくりとなることを目的とする。
News
2022年度
(1)ホームページ(社会連携)?保育園の食育活動支援
生活文化学科井口眞美准教授?生活文化学科学生と連携し、わらべ日野市役所東保育園において実施した食育(パネルシアター)について、学生のインタビューと写真を掲載した。
(2)常磐祭
①保育園の食育活動支援
(1)の内容について、パネル展示を行った。
②日野市多摩平の森自治会の活動支援
自治会と協働で実施した男性を対象とした料理教室について、常磐祭でパネル展示を行った。パネルには、料理教室のメニューや調理中の様子の写真とともに、参加した学生の感想として以下を掲載した。
?参加者の皆様は料理に積極的で、手際も良く、驚きました。「洗い物手伝うよ」と声をかけて作ってみようという意欲や料理に対する概念を変えることができると感じました。
③南多摩保健所との連携
当初予定していた「買い物困難地域における元気な高齢者のフレイル予防対策」は、COVID-19の影響もあり、常磐祭の時期には間に合わなかったため、南多摩保健所で推進している「日野市の野菜メニュー店MAP」を常磐祭で配布し、来場者に野菜摂取についての啓発を行った。
④体成分測定?推定ヘモグロビン測定と関連する内容の展示
常磐祭2日間で、Inbodyを用いた体成分測定を74名、ASTRIMFITを用いた推定ヘモグロビン測定を130名に実施した。また、測定結果に関する展示と学生による説明を行った。
(3)ホームページ(学科ブログ)
(1)保育園の食育活動、(2)②日野市多摩平の森自治会の活動支援についての紹介を掲載した。