アパレル企画造形研究室
<指導教員>川上 梅
<発表日時>2022年11月12日、13日
<発表場所>常磐祭展示および動画上映
生活環境学セミナー(アパレル企画造形研究室)では、SDGsを視野に入れて材料を調達し、衣服制作をゼミ活動として行います。成果は常磐祭で発表します。
News
2022年度
「衣服作品展示と動画上映 ~SDGsを目指した個性豊かな自己表現~」
2022年度常磐祭では、「SDGs」をテーマに製作した衣服作品の展示並びに動画の上映を行いました。
衣服の製作では、「個人製作」と「グループ製作」を行いました。「個人製作」では、10名のメンバーがデニムの“端切れ”や自分たちで“染めた布”を使い、1人1人の個性が溢れる素敵なデザインの衣服を作りました。デニムの“端切れ”を使用した理由は、デニムが比較的何にでも合わせやすい素材であること、また従来であれば廃棄されてきた“端切れ”を利用することはSDGsに繋がる活動であると考えたためです。“染めた布”を使用したのは、私達の身近な材料で“染めた布”が作れ、また染色の明るい彩りは暗い色のデニム地に合わせやすいと考えたためです。
2つのグループに分かれて行った「ドレス製作」では、着脱のしやすさやモデルの体型を考慮して唯一無二の白いドレスを完成させました。
以上、12点の作品を着用して「動画の撮影」を行い、編集した動画は常磐祭当日、作品展示ブースのモニターに流しました。「動画の撮影」では、製作した衣服を着用し、メイクや構成、動画の編集まで全て自分たちで手がけました。また、展示作品の横には、各自が作成したパネルを置いて作品のコンセプトを伝えました。
全員で切磋琢磨し合ったことで、大変嬉しいことに芸術部門「学長賞」をいただくことが出来ました。今回の活動を通して、ゼミ仲間の協調性や団結力が高まり、より絆が深まったと実感しています。