ゼミ紹介 栄養教育研究室
食生活科学科教員J.K
栄養教育研究室では「地域の栄養改善」をテーマにした活動を継続しています。
2022年度は「保育園の食育」と「自治会と連携した料理教室」を実施中です。
保育園の食育
栄養教育研究室のゼミ生と幼児保育専攻(井口ゼミ)の学生が協働し、わらべ日野市役所東保育園でパネルシアターを行いました。
テーマは「夏野菜を好きになってもらうには?」。
学生たちが事前に保育園を訪問し、管理栄養士?栄養士の先生方に子どもたちの食育や給食についてお話を伺い、テーマを設定しました。
パネルシアターもすべて手作りです。
もちろん当日は大成功。
参加した子どもたちからは「ピーマン食べてみようかな。」という嬉しい声を聞くことができました。
この活動を通して、子どもたちの食育に貢献するだけではなく、異なる専攻の学生が、これまで大学で学んだことをお互いに教え合い、自分たちが身に着けてきた多くの知識や実践的能力を再認識することができる機会となりました。
現在は、パネルシアター第2弾(テーマ:きのこ)の計画や保護者向けの食育便り作成に取り組んでいます。
自治会と連携した料理教室
2012年から大学近隣の自治会と連携しています。
主な活動は、自治会会員の男性を対象とした料理教室で、現在までに26回開催しました。
この活動は自治会役員の「もっと男性にも自治会活動に参加してほしい。」という想いから始まりました。
栄養教育研究室は、料理教室のメニュー作成や当日の調理のサポートなどを行い、自治会は会場の準備、参加者の募集、当日の運営全般などを行います。
参加者の料理経験はさまざまで「普段はまったく料理はしない」「エプロンを初めてつけた」という方から、「飲食店を経営していた」という方まで、毎回幅広い方の参加があります。
この料理教室の最大の目的は「自治会活動への参加促進」です。
そのため、栄養教育育研究室では、「参加者のみなさんの円滑なコミュニケーションをサポートし、地域のつながりの強化に貢献すること。」を心がけ、今後も自治会との連携を継続していく予定です。