人間工学研究室
<指導教員>佐藤 健
<発表日時>2022年4月1日~2023年3月6日
<発表場所>学会 人間-生活環境系シンポジウム、オンラインプレゼンテーション
ゼミ活動で得られた研究成果をAAAS(American Association for the Advancement of Science)で発表する。
テーマ1:SDGsに配慮した天然素材の利用特性について
テーマ2:両手を使う動作における脳活動
テーマ3:ダウンとアップのリズムにおける身体の同調性
News
2022年度
4月から9月にかけて、ゼミ学生が協働作業として、お互いの実験データを取得する交流を行った。一部の実験は、10名の測定まで達成できた。取得したデータを、それぞれの研究活動のテーマに従って、分析した。AAASは、8月末に、発表アブストラクトの審査が始まり、3名のエントリーで3名とも一次審査を通過した。二次審査は、PDFの発表ポスターの作成と提出であった。全員通過し、ワシントンDCで対面でのプレゼンテーションの最終選考が、パワーポイントプレゼンテーションでカメラによる本人出演のプレゼンテーションの吹き込みの課題であった。各分野で、上位2名が、3月にワシントンDCで対面発表できることであったが、招聘の通知はなく、オンライン上でのポスターと動画発表が行われた。
対面形式でのポスター発表を姫路市(イーグレひめじ)で行った。ハーモニックレシオは、歩行の律動性を評価する指標として、宅内でも活用可能か、世界で初めて階段の昇降運動中から抽出する研究発表を行った。階段歩行の上りと下りでは、下りの方がハーモニックレシオが有意に減少した。これは、一般的に、階段下りの方が転倒することが多いことと一致するデータを示した。