臨床栄養管理学研究室
<指導教員>髙橋 加代子
<発表期間>2022年11月12日、13日
<発表場所>常磐祭展示
臨床栄養管理学研究室は、昨年度は常盤祭にてフレイル予防、女子大学生の食事、貧血予防について研究し、常磐祭にてコンビニ食を活用した健康に良い食事について、それらに関する動画をそれぞれ作成し、クイズを用いた展示物、実際のコンビニ食を用いた説明などの活用方法をまとめて発表に至った。今年度も同様な研究方法により、腎臓病食や味覚異常症の方の食事、高齢者のリハビリ時に必要な栄養成分についてをテーマとした研究とし、さらに卒業論文の足掛かりとして文献検索等によるデータ収集し、卒業論文へ展開し執筆することとした。
夏休みには、学内や他施設でのゼミ生による勉強?交流会?見学会等を予定している。また、講師を招聘し、腎臓病等の食事に関する実践現場での栄養指導方法のレクチャーを受け、研究にむすびつけて成果を目指す。さらに、常盤祭で展示し、調査研究の成果を発表する。
News
2022年度
常盤祭にて、テーマは「食塩の適切な摂り方」「健康的なカラダは毎日の食事から」とし、常磐祭にて来場者に健康に良い食事を提案し、講義室にて展示した。
食塩過剰のリスクや食塩の多い食品を理解してもらうこと、一日に必要な野菜摂取量やバランスの良い食事とはどのようなものかを知ってもらうことを目的として資料を作成した。一日に必要な野菜摂取量を知ってもらうために、本物の野菜を用いて350gの野菜当てゲームを行った。また、食事バランスガイドの活用方法や作成したオリジナルレシピを来場者に提案し、バランスの良い食事の周知を行った。
来場者は約200人以上を超え、アンケートにも回答してくださった。
アンケート内容の項目は、来場理由、印象に残った展示?テーマ、感想などについてであった。
感想では、「350g当てゲームが楽しかったです」や「実生活に野菜を摂取するよう意識が向上しました」など、ゲームについての感想を多くいただいた。家族連れが多く来場することを考慮して親子で楽しめる内容にすることができた。
また、食塩早見表では塩を袋に入れ、食品の食塩含有量が目で見て分かるようにした。そのため、「日常的に摂取している食品の食塩含有量に驚いた」や「摂りすぎないように意識したい」という声を多くいただいた。展示物や学生による説明により自分の食生活を振り返るきっかけ作りができた。