環境科学?エネルギーゼミ
<指導教員>菅野 元行
<発表日時>①2021年11月14日 ②2021年12月8日 ③2022年3月3日
<発表場所>①日野キャンパス常磐祭 ②東京ビックサイトエコプロに出展 ③サステナブルレポート作成
現代生活学科の環境科学?エネルギーゼミでは、学生が学術活動を発揮できる大学というコミュニティの中で実現可能な環境活動、並びに自然エネルギーの導入を目指したエコキャンパス構想の実現に向けて研究教育を行っています。今年度はゼミの学生がペットボトルのキャップ、キッチンスポンジ、歯ブラシ、コンタクトレンズケースの分別回収による廃棄物有効利用による環境保全、さらに太陽光発電やバイオマスの使用による自然エネルギーの実現可能性について研究を行い、2019、20年度に続き3年連続で大学の環境報告書を作成し、3年連続でエコプロ、4年連続で常磐祭にて研究成果の発表を行います。
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2021年度
2021年度の現代生活学科 環境科学?エネルギーゼミでは、ゼミ生の感染リスクを予防しながら環境教育に関する活動を行い、その成果を常磐祭(日野キャンパス)、エコプロ2021に出展、さらには「実践女子大学 サステナブルレポート 2021」という印刷物の編集として成果発表を行い、幅広い方法から持続可能で低炭素な循環型社会の構築を目指した実践的学術活動を展開しました。
①常磐祭(日野キャンパス)
廃棄物、エネルギーなどの環境問題についてゼミ生が事前に理解を深めて、環境クイズの作成、ジオラマの作成を行い、その様子を常磐祭(日野キャンパス)において出展しました。このことにより身近な環境への理解度などを改めて考える場、またそれを次から意識し、実践できるような場を提供することを狙いとして準備を進めてきました。対面実施のため参加者は多く、参加された方々にはとても好評で、内容、狙いともに目標は達成できたと思います。
②エコプロ2021に出展
常磐祭や12月までのゼミ活動の成果をポスターにまとめて発表しました。エコプロは昨年度中止となったため、昨年度作成した実践女子大学サステナブルレポート2020、今年度生活科学部で製作されたSDGs×JISSENも配布し本学を広く周知しました。対面実施のため参加者は多く、参加された方々にはとても好評で、内容、狙いともに目標は達成できたと思います。
②サステナブルレポート作成
大企業はもとより、大学でも充実した環境報告書が発行されている現在、環境?エネルギーゼミでは「実践女子大学 環境報告書 2019」「実践女子大学 サステナブルレポート 2020」に引き続き「実践女子大学 サステナブルレポート 2021」を作成しました。
足球现场直播,大发体育在线の感染拡大のためゼミの活動が中心の内容となりましたが、①常磐祭、②エコプロの展示内容に加えて、本学の電気使用量の推移を昨年度、一昨年度と比較検討しました。温暖化抑制のためには自然エネルギーを導入することが最も大切ですが、一般的な電力を使用している場合は節電により温室効果ガスである二酸化炭素を削減することができます。学内での自然エネルギー比率を高めることを意図して太陽光発電を実施し、教室の節電を啓発する広告、プラスチック廃棄物の回収促進、カントウタンポポ育成の広告を作成し、それらの内容も掲載しました。最終的には監修役の菅野教授の指導の下、印刷所に入稿して完成となりました。「実践女子大学 サステナブルレポート 2021」を完成できたことはゼミ生一人一人の大きな自信となり、実力を養成できました。
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