臨床栄養管理学研究室
<指導教員>髙橋 加代子
<発表期間>2021年11月9日、10日
<発表場所>常磐祭展示
臨床栄養管理学研究室は、疾病と食事との関係を基本にした調査研究を中心として、4年生のゼミ活動を展開している。
現在、ゼミ生のテーマの1つとして糖尿病に関する栄養指導方法に関連した内容で検討中であり、医療機関に対して、現状での実態と今後さらに課題として取り組むべき点を明らかにするため、質問用紙によるアンケート調査の実施を目指している。ほかにも、誰でも簡単に取り組めるコンビニエンスストアやスーパーマーケットのお惣菜や冷凍食品などの活用方法と、実際の食品による具体的な組み合わせ方を検討し、その冊子集などの制作も検討中である。しかしながら、まだ、研究内容は構築中であり、取り組む内容は膨大であるが、まずは怯まずにこのような内容で活動し、臨床栄養に関する領域に社会貢献できること目指し研究を進めていきたい。
News
2021年度
【発表内容】
常磐祭にて講義室にて展示した。
内容は、フレイル予防、女子大学生の食事、貧血予防について研究し、常磐祭にてコンビニ食を活用した健康に良い食事を提案した。
【取り組み】
入手しやすいコンビニ食で健康を目指すこと、コンビニ食の問題点を把握し活用すること、様々な年代の方に栄養知識の普及を図ることを目的として資料を作成した。女子大学生編、貧血予防編、フレイル予防編の3つについてそれぞれ動画にし、クイズを用いた展示物、実際のコンビニ食を用いた説明など、わかりやすく活用方法をまとめて発表に至った。
【成果及び評価】
来場者は約200人以上を超え、アンケートにも回答してくださった。
アンケート内容の項目は、来場理由、コンビの使用頻度、コンビニで購入する食事の選択の重視する理由、展示を見て得られた情報、展示物により自身の食生活への意識の変化、などについてであった。
集計に関しては、その後、卒論発表や卒論提出、管理専攻は国家試験勉強などがあり、3年生もコロナや校外実習などゼミに参加できず、春休みに行い、2022年度の常磐祭の発表資料とする予定である。だが、ざっくりと見た感じでは、展示物により自身の食生活への意識の変化があったかの問いには、「はい」との回答が大半を占めている。