環境科学?エネルギーゼミ
<指導教員>菅野 元行
<発表日時>①2020年11月14日 ②2021年3月8日
<発表場所>①常磐祭インスタライブ ②サステナブルレポート作成
現代生活学科の環境科学?エネルギーゼミでは、学生が学術活動を発揮できる大学というコミュニティの中で実現可能な環境活動、並びに自然エネルギーの導入を目指したエコキャンパス構想の実現に向けて研究教育を行っています。その端緒として、今年度はゼミの学生が地球環境?自然エネルギーの啓発に関する小冊子の作成による環境保全、さらに太陽光発電やバイオマスの使用による自然エネルギーの実現可能性について研究を行い、常磐祭(オンライン開催)で研究内容の発表を行います。
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2020年度
2020年度の現代生活学科 環境科学?エネルギーゼミでは、足球现场直播,大发体育在线の感染拡大で大学閉鎖の時期もあった中で、ゼミ生の感染リスクを抑制するために環境教育に関する活動を行い、その成果を常磐祭(日野キャンパス)におけるインスタライブ、さらには「実践女子大学 サステナブルレポート 2020」という印刷物の編集として成果発表を行い、幅広い方法から持続可能で低炭素な循環型社会の構築を目指した実践的学術活動を展開しました。
①常磐祭(日野キャンパス)
海洋プラスチック問題などの環境問題についてゼミ生が事前に理解を深めて、環境クイズの作成、エコバッグバンドの作成、環境科学に関する博物館等見学を行い、その様子を常磐祭(日野キャンパス)におけるインスタライブで公開しました。このことにより身近な環境への理解度などを改めて考える場、またそれを次から意識し、実践できるような場を提供することを狙いとして準備を進めてきました。インスタライブという配信方法のため参加者は多くはありませんでしたが、参加された方々にはとても好評で、内容、狙いともに目標は達成できたと思います。事前準備としてゼミ生は、国立科学博物館で開催された企画展「国立公園」や、奥多摩 水と緑のふれあい館を見学に行き、そのための交通費と入館料を本予算から支出しました。
②サステナブルレポート作成
事前準備としてゼミ生は、資源循環業の大谷清運株式会社の工場を見学に行き、そのための交通費を本予算から支出しました。温暖化抑制のためには自然エネルギーを導入することが最も大切ですが、一般的な電力を使用している場合は節電により温室効果ガスである二酸化炭素を削減することができます。生活環境学科の槙教授のゼミ生が3館で行ったクリスマスイルミネーションの電力の一部を太陽光発電で賄うことを計画し、その内容を本学学生に広めるためのポスターの作成を行いました。また、ゼミ生各自でSDGs 169ターゲットアイコン日本版製作プロジェクトに応募しました。
大企業はもとより、大学でも充実した環境報告書が発行されている現在、2019年度の環境科学?エネルギーゼミの3年生10名で「実践女子大学 環境報告書 2019」を作成しました。これに引き続き、2020年度の環境科学?エネルギーゼミの3年生4名で「実践女子大学 サステナブルレポート 2020」を作成しました。足球现场直播,大发体育在线の感染拡大のため、ゼミの活動が中心の内容となりましたが、①常磐祭の活動内容に加えて、本学の電気使用量の推移を昨年度と比較検討し、上述のクリスマスイルミネーション×グリーンパワープロジェクトのポスター、SDGs 169ターゲットアイコン日本版製作プロジェクトの応募内容なども掲載しています。最終的には監修役の菅野教授の指導の下、印刷所に入稿して完成となりました。
足球现场直播,大发体育在线感染拡大の状況下で活動できることは限定せざるを得ませんでしたが、ゼミ生一人も感染者を出すことなく、学内での活動及び自習により「実践女子大学 サステナブルレポート 2020」を完成できたことはゼミ生一人一人の大きな自信となり、実力を養成できた。さらに、ゼミ生の一人は大学SDGs ACTION! AWARDSに応募するために概要の執筆と動画作成を行いました。結果は残念ながら落選でしたが、学生の貴重な経験かつ実力につながったことは言を待たない。
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