喫茶空間の調査とデザイン提案
<指導教員>槙 究
<発表日時>2021年11月13?14日
<発表場所>日野キャンパス常磐祭展示
茶室や喫茶店、カフェなどの喫茶空間に、その色や素材、形などと印象や行動との関係について調査を実施して常磐祭で発表すると共に、調査に基づいてお茶する空間やアプローチを改装したり、新しい空間を模型で提案する予定である。
News
2021年度
茶室や喫茶店、カフェなどの喫茶空間に興味を持っており、そこで、思わず訪れたくなるような喫茶空間とはどんなものかについて、色や素材、照明という観点から調べ、新たな提案を常磐祭で作成したスペースに喫茶店の要素を取り入れ、発表することにしました。
まず、カフェ空間とはどういった空間が好ましいのか、個人個人で調べ、Pechakuchaの形式で発表をしてきました。ゼミ生全員が、テーマパークのような非日常を感じられる時間や空間が好きという共通点を持っていたため、カフェ空間にもどこか非日常を感じられる、ワクワクするような要素が必要であり、そのワクワク感を実現するためには「世界観やコンセプトを明確にし、それを空間として表現する」ことが重要と考えました。
そこで、常磐祭に向けてまず空間のコンセプトを固めていくことにしました。決定したコンセプトは、「海の中の世界」です。ディズニーの「リトルマーメイド」のような世界観を空間として表現することにしました。照明などは、その世界観を最も感じられるよう、日の光が水面に差し込み、キラキラとしているような雰囲気を表現するため、暖色の照明を主に用いて壁に貼り付けたセロハンのカーテンに反射するように工夫しました。そのほかにも、「リトルマーメイド」は人魚のプリンセスのお話なので、カフェ空間はプリンセスになったような雰囲気が味わえるよう、ホテルのディナーのような高級感のある雰囲気を意識しました。