ららすた(日野キャンパス学生ライブラリースタッフ)
<指導職員>中村陽子?丹羽知里
<発表日時>2021年11月13日
<発表場所>ブックカバーのデザイン募集~上位者授賞式/HP記事掲載/学内掲示
「ららすた」は2018年に発足し「学生が自主的に企画?活動する図書館スタッフ」として、図書館内でのPOP展示、選書ツアー参加、常磐祭でのブックトークなど精力的に様々な活動をしてきた。
2021年度は、POP展示や常磐祭参加、地域交流企画の他、図書館利用者の増加、PRを目的として、本学学生(院?大学?短期大学部)からの公募でブックカバーのデザインコンテストを行いたい。
コンテストは、学生からの投票形式で3位までを決め、上位3位までのデザインでブックカバーを制作し、利用者に配布することで、より多く図書館の本を利用してもらいたいと考えている。コンテストの結果は、図書館HPで周知し、ブックカバーの配布対象としては、両キャンパス図書館利用者、オープンキャンパス来場者、常磐祭来場者などを想定している。ブックカバー制作の効果については、配布時にアンケートを一緒につけたり、直接、利用者へのヒヤリングを行うことで取りまとめたい。
コンテストを実施することで、ららすたスタッフの協働力、行動力を磨き、ららすたの活動を活性化させると共に図書館の利用促進につなげることを目指す。
News
2021年度
学生図書館スタッフららすたは、ゼミナール活動等の学術的な活動活性化費を活用し「2021年ブックカバーコンテスト」を開催した。目的は実践女子大学の図書館利用の促進であるため、実践女子大学?実践女子大学短期大学部に属している全学生を対象にデザインを募集した。募集期間は7月1日~8月31日の期間に設定し、全23作品の応募があった。渋谷?日野のららすたメンバーによる1次審査後学生投票(投票数188票)による2次審査で上位3名を選出した。上位3名に対して常磐祭(11月13日)に授賞式を行い、大賞(1名)には表彰状と図書カード、優秀賞(2名)には表彰状と図書カードを授与した。その後、学生へ配布するため印刷しブックカバーとして図書館に設置した。
本コンテストでは、絵が得意な学生に限らず、絵の得意ではない学生でも気軽に参加できるように学生投票式を採用した。初めはQRコードによる投票をしていたが、ログインがしにくく、投票数が伸びなかったため、紙による投票を途中から取り入れた。ららすたメンバーが各自クラスに呼びかけることや図書館前に作品を掲示することにより投票数を延ばすことができた。応募作品は23作品であり、コロナ禍でオンラインの授業が進む中でも多くの学生が参加できた。今後はより周知を高めることが重要であると考えられる。図書館前の掲示や図書館ホームページに加え、対面授業の際にはチラシを配布する、昼休みの放送にて呼びかけるなどより多くの学生が参加できるようにする。
今回は渋谷の美学美術史学科や日野の食生活科学科科学科など学部を問わず参加していた点が良かったと感じた。よって、今後も全学生を対象にすることでより多くの学生が参加しやすくなると考えられる。
改善点としては、ブックカバーコンテスト開催前と開催後にアンケートを行うことである。集計することでコンテストによる変化を確認できると考えられる。