2019年11月
卒業論文発表会の準備風景!
食生活科学科助手E.N.
今週は秋晴れが続き、大学からは頂上に雪の積もった綺麗な富士山が見えています。
12月に行われる卒業論文発表会の準備がだんだんと進んできました。
本日はその卒業論文発表会で必要となる要旨の印刷を行いました。
要旨とは卒業論文の内容を各々簡潔にまとめたものです。
例年、12月と2月に行われる卒業論文発表会。
12月は管理栄養士専攻と健康栄養専攻の学生が発表します。
管理栄養士専攻と健康栄養専攻では卒業論文は選択科目となっています。
学生は大学3年生の後期から文献調査や実験を行い、約1年をかけて研究を行っていきます。
時間をかけて行ってきた研究結果が1ページにまとまった要旨を印刷していると、
学生一人ひとりの努力や大変さが伝わってくるような思いでした。
私自身も3年、4年生に研究した日々を今でも覚えています。
大変だったけれど大切な仲間が出来、充実した時間を過ごせました。
実践女子大学のホームページではどのようなゼミがあるか紹介しています。
是非見てみてください。
今年度の学生はどのような研究をしているのでしょうか。
発表会まであと少しですが、4年生には頑張ってもらえたらいいなと思います。
第63回 日野キャンパス常磐祭
食生活科学科助手A.S.
爽やかな晴天が広がる11月9日(土)?10日(日)に、第63回 常磐祭(日野キャンパス)が開催されました。
生活科学部の研究室や、日野キャンパスで活動している部活?サークルなどたくさんの参加団体が、展示や喫茶?模擬店の出店、日ごろの活動の成果を発表しました。
調理学第一研究室では今年で4年目となる、パンを販売しました。
『今年で4年目』と言っても、4年間で同じ味は一度もないんです!
毎年新しいレシピを考え、美味しいパンを製造?販売するのは、「調理」の名の付く研究室のゼミ生としての力の見せ所でしょうか。
今年のパンは2種類、「あんバターロール」と「ぽてとカレーロール」です。
焼きあがったパンは、包装して温かいうちに売り場へ並べます。
焼き上がり時間に合わせてあっという間に行列ができ、沢山のお客様に恵まれ、瞬く間に完売いたしました。
2日間にわたり常磐祭に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。
食事計画演習(管理栄養士専攻1年)
食生活科学科助手H.H.
今回は管理栄養士専攻1年生の選択授業「食事計画演習」をご紹介します。
この授業では、年代や身体活動レベル等に合わせた栄養アセスメントに基づいて目標栄養量を設定し、食品の選択?料理の組み合わせや作業工程を考慮した食事提供を計画することを目的としています。
また、授業における到達目標として、
①食事計画の手順について理解する
②管理栄養士の役割、活動分野、関連職種とのかかわりを学ぶことで、
栄養専門職としての管理栄養士に関する理解を深める
③食事計画に必要な各教科との関連について理解する
の3つを目標として掲げています。
こちらは選択科目ではありますが、来年度の学内給食実習や臨地実習にもつながってくる重要な内容ばかりなので、学生たちも授業に身が入ります。
本日は、11月6日に行われた第7回目の授業の一部を、写真と共にご紹介します。
7回目までは主にテキストを基に、食事摂取基準や栄養素計算等の内容を学び、
食事設計や献立作成に関する知識の基礎を作っていきます。
今回は献立作成のポイントを具体的に学び、来週以降の演習で内容を深めていくのが目的です。
第8回目以降は演習時間となります。ワークシートを用いながら、これまでに学んだ知識を生かし、食品群別加重平均成分表や食品構成表等を作成していきます。
実際に作成するとわかるのですが、座学で学んできたことをいざ実践で生かそうとすると難しいことも多いです。
この実践を積むことで、来年度以降の学内実習や臨地実習に生かしてほしい、という思いで私も学生の補佐に取り組んでいます。
知識を身に付けていく楽しさを学生たちが身をもって経験してもらえるよう、また近い未来に管理栄養士として100%の力を発揮できるよう、学生の立場に寄り添って今後もサポートしていきたいと思います。