2018年9月
国家試験対策(管理栄養士専攻4年生)
食生活科学科助手Y.K.
管理栄養士専攻の4年生では、夏休み期間中に国家試験対策の補習を行っています。
補習では、先生方による出題分野別の講義と自習時間を設けて国家試験の勉強をしています。
講義では、前期の授業で行った内容の補足や、実施済み模試の解説をしていただきました。
先生方は補習用に配布資料も作成してくださり、時間いっぱいまで講義をしてくださいました。
自習時間では、過去に実施された模試問題を活用し、問題を一度解いてから答え合わせを行い、間違えた問題やわからなかった点などを、持参した参考書や講義で配布されたプリントを見ながら、それぞれ工夫してまとめていました。
補習以外にも、4年生では前期?後期に国家試験対策科目があり、また、月に一回模擬試験を実施しています。
国家試験本番まで半年を切りました。
夏休み期間中もたくさん勉強したとは思いますが、今後も試験対策を続け、自信をもって本番を迎えられるように頑張ってほしいです。
修学?就職支援について(9/8 日野キャンパス)
食生活科学科助手H.K.
残暑厳しい中、「修学?就職支援フェア」が開催されました。
「修学?就職支援フェア」とは、本学の修学?就職支援体制について保護者の皆様にご説明するとともに、本学教員との面談を通じて、在学生の今後の学生生活、進路の活動をさらに充実させることを目的としたものです。
面談につきましては希望者の事前予約制ではございますが、保護者(学生の同席可)が、クラス担任の教員に対して、修学状況(履修、修得単位、出席等)や資格に関すること、就職状況等について相談する場となっております。今回も多くの保護者にお越しいただきました。
当日は食堂も営業しており、学食体験をしていただきました。
その後は修学支援講演「学んで問う、問いを学ぶ」や就職支援講演「“まなぶ“と“はたらく“をつなぐこと ~キャリア教育と就職活動~」「幸せな進路決定にむけて ~学生生活の送り方と支援について~」「就職活動について ~採用動向と大学の支援~」のプログラムが行われました。
このようなイベント以外でも、随時ご相談等受け付けております。
入学後に充実した学生生活をお送りできるよう、また卒業後の進路についても大学、食生活科学科教職員一丸となり、サポートしてまいります。
病院実習(管理栄養士専攻3年生)
食生活科学科助手S.A.
今年も管理栄養士専攻3年生の病院実習が始まりました。
本学の病院実習は都内を中心に、今年度は1都2県の病院の栄養科で臨地実習を行わせていただいています。
実習期間は、3年次の8月~12月のうち2~3週間で、少人数のグループ編成で実習を行います。
【主な実習内容】
?厨房業務(食材の仕込み?調理?盛り付け?調乳など)
?個人栄養指導
?カンファレンス(術後患者や人工透析患者の療法を検討する会議)
?集団栄養指導(糖尿病教室や親子教室など)
また、NST(Nutrition Support Team)を実施している病院では、NST回診の様子やカンファレンスの見学も行わせていただいています。
NSTとは医療チームの一つで、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士など、多職種が連携して入院患者の栄養状態を
評価し、適切な栄養管理を検討?実施しすることで、栄養状態の改善や治療効果の向上を図る重要な役割を
担っています。
このようなチーム医療の中でも管理栄養士が中心となり、病院によって様々な取り組みを行っています。
大学で学んだことがどのように活かされているか、実際に見て?聞いて?体験することで、医療の現場で活躍する
管理栄養士の役割を学ぶ良い機会となります。
病院の先生方にご用意していただいたカリキュラムの他に、学生自身でも課題を設定し、限られた実習期間の中で
より多くのことを学べるように取り組んでいます。
実習期間が終了した後は、大学に戻って実習後学習(事後学習)を行います。
事後学習は実習の反省だけではなく、他の病院へ実習に行った学生との意見交換の場にもなっています。
「私たちの些細な疑問も真剣に考えてくださり丁寧にご指導いただいた」
「カンファレンスの場では、わからない専門用語が多く自分の勉強不足を感じた」
「患者さんだけではなく、ご家族にも寄り添った栄養指導を行っている姿が印象的だった」
病院実習を通して、“こんな管理栄養士になりたい” “もっと勉強しないといけない” 学生たちのそういった想いが、
より一層強くなったように感じさせられました。
これから実習に行く学生は緊張している様子ですが、しっかりと予習をして引き続き頑張ってほしいと思います。
最後に、お忙しい中親切にご指導くださる実習先の先生方に厚く御礼を申し上げます。