神山ゼミ「国際ビジネスと法」
<指導教員>神山 静香
<活動期間>2018年4月1日~2019年3月31日
<発表場所>常磐祭
本ゼミナールは「ビジネス法」を比較法的な視点から学ぶ法律学のゼミナールである。グローバル化が進展するビジネス環境において、国境を越えて事業を展開する企業が直面する問題を会社に関わる「会社法」や証券取引に関する「金融商品取引法」、国際商取引や国際契約交渉に関わる「国際商取引法」及び「英米法」等の法律の観点から分析している。
前期ゼミナール活動を通じて得た知識をもとに、各ゼミ生が夏期休暇中に学術書や外国文献の購読、リーガルリサーチなどを実施して発表テーマを絞り込み、夏期休暇中のゼミ合宿にて各自が成果発表を行う。各自の発表内容について全員でディスカッションを行い、2018年度の常磐祭で発表するテーマを複数決定する。各自希望するテーマを選択し、グループに分かれてテーマの研究、関連文献のリサーチ、映像教材の選定、事例研究、法律実務家へのインタビューを実施し、成果をまとめ展示物を作成し研究成果を公表する。
News
2018年度
人間社会学部現代社会学科神山ゼミナール(国際ビジネスと法)は、ビジネスに関わる法律を比較法的な観点から学ぶ法律学のゼミナールである。グローバル化が進展する現代のビジネス環境において、国境を越えて事業を展開する企業が直面する問題を「会社法」や証券取引に関する「金融商品取引法」、「国際商取引法」などの法律の観点から研究している。本助成を受け、常磐祭(渋谷キャンパス)において、ポスター展示形式にて、ゼミナールのテーマである「国際ビジネスと法」に関わる下記のテーマについて研究成果を発表した。研究発表テーマは以下の通りである。
①国際的なM&A(合併?買収)と法的リスク、②日本企業の海外進出事例の法的分析、③国際ビジネスと紛争鉱物—世界の紛争地帯から産出される鉱物(紛争鉱物)の使用に対する米国の紛争鉱物規制、④新興国におけるビジネスリスクと国際的な贈収賄規制、⑤企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility :CSR)と国際的な取り組み。
ゼミ生は、リーガルリサーチ等を実施して発表テーマを絞り込み、夏期休暇中のゼミ合宿にて、各自の研究成果についてプレゼンテーションを行った。ディスカッションなどを通して意見を交換し、常磐祭における発表テーマを決定した。希望するテーマごとにグループに分かれ、テーマに関する資料収集、事例分析、判例研究、常磐祭の発表会場で使用する映像教材の選定(発表テーマに関連する映画やドキュメンタリー等)等を実施し、各グループで研究成果をまとめて展示ポスター等を作成し、研究成果を発表した。