サブスクリプションの実態
<指導教員>大川 知子
<活動期間>2018年5月8日~2019年3月
<発表場所>日本繊維製品消費科学会関東支部卒業論文発表会(2月中旬)
近年注目を集めているサブスクリプション※について、現在ファッションビジネス研究室4年生2名が卒業研究の一環として、調査研究を進めている。研究内容は大手二社のファッション?レンタル?サービスを実際に複数月継続利用して、その違いについて調査を実施し、現状を明らかにした上で、各企業やユーザーへのインタビューを実施し、今後ファッション消費の潮流になると目されているこのビジネスモデルの実態について明らかにする。
※利用者がモノを買い取るのではなく、モノの利用券を借りて利用した期間に応じて料金を支払う方式のこと
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2018年度
1年間に及ぶ研究成果を、日本繊維製品消費科学会関東支部主催の「第53回 卒業研究発表会」にて報告を行なった。ファッション領域のサブスクリプションは、現在注目されている新しいサービスの為、フィールドワークやインタビューを通して明らかになった事実と、その考察について、聴衆の興味を大いに喚起し、多数の質問を頂いた。また、当日の内容は、追って学会誌『繊維製品消費科学』に掲載予定である。
本研究を行なうに当たっては、実際のサービス内容を理解する必要があり、実体験が重要であった。しかしながら数か月に渡り契約を行なうことは、学生には経済的負担があったが、今回、学術的な活動活性費を援助頂いたことで、実体験を通した研究成果を発表することが出来、学会への貢献ができたと期待する。