光の森-灯りが紡ぐ物語
<指導教員>高田 典夫
<活動期間>2018年9月21日~2018年11月30日
<発表場所>ポスターセッション及び研究室広報誌「A-Labo通信」
通常のライトアップとは一線を画す、穏やかで温かみのある風景を日野市立中央図書館をステージとして今までに見たことがない風景を創り出す。参加者が自分の手で作り出した新しい「アートライトアップ空間」に驚き、感動できる非日常の体験を一緒に作り上げる。イベント当日の会場設営はもちろん、広報のためのポスター?チラシのデザインや図書館との打合せ等も含めて教員の指導のもと学生たちが主体となって新しい「アートライトアップ空間」を作り上げる。なお、イベントとしての「光の森」は、11月18日(日)19日(月)の夜に実施する。
News
2018年度
日野市立図書館を会場に、「光の森~灯りが紡ぐ物語~」ライトアップを開催。
2016年から大学キャンパス内で「光の庭」と題して行ってきたライトアップイベントは、学内を飛び出し「光の森」となった。
いつも見ている景色が違う表情を見せ、その空間にあった穏やかな明かりを灯す。
日常の風景に明かりが入るだけで違った景色に見える、新しい空間が見えてくるような新鮮さを感じてもらうことをコンセプトとして掲げた。
2種類の材木とゴムバンドのみを使用して組み上げた櫓に、トレーシングペーパーを使って包んだ手作りの照明「灯りのイエ」約250個を飾りつける。図書館の中庭から中の空間を眺めた時、本の中に櫓という非日常の体験を可能にした。
いつも昼間に利用する図書館が夜にも開館され、また違った落ち着きを見せていた。
また、図書館の方からも多くの意見をいただき、灯りにまつわる「大人のための朗読会」も開催した。
暖かい灯りに包まれながら楽しそうに本を読む子どもの姿に周りにいた人々の心も暖かくなった。
子供から大人まで、幅広い世代に親しまれる図書館という日常空間に灯りが加わるだけでこんなにも魅力的な空間を作り出すこの活動に今後も目が離せない。