臨床栄養管理学(高橋 加代子 准教授)
研究室のご紹介
現在の日本は、欧米の飲食産業の進出から食環境が変化し、食生活に大きく影響し、健康状態を損ねる状況になっています。それが生活習慣病として肥満や高血圧や高血糖や脂質異常などにつながり、動脈硬化の進行や心疾患や脳血管疾患といった命にかかわる病気を引き起こしやすくなる状態をメタボリックシンドロームとして診断し、早めに進行を予防することが求められています。
それらを視野に入れた栄養管理、食事と身体への影響等を踏まえた食行動の関連について研究し、現代の社会への栄養改善に貢献できることを目的とした調査?検討に取り組んでいきます。
卒業論文のテーマ
テーマは学生と相談し、臨床分野や介護分野、妊産婦等に関する内容を中心とし、研究内容が社会貢献できるように取り組んでいます。
最近の卒業論文タイトル
- 糖尿病における栄養指導の在り方に関する研究
- 慢性腎臓病患者に対する栄養指導方法の検討
- 低出生体重児の出生に影響を及ぼす母体要因に関する研究
- 幼児?学童期における食物アレルギーの対策状況に関する研究
- 高齢者が発症する味覚障害の原因と食事療法との関連について