食品分析学研究室(杉山 靖正 教授)
研究室のご紹介
食品には、一次機能(栄養機能)、二次機能(感覚機能)、三次機能(生体調節機能)の3つの機能があり、これらの機能性は食品に含まれる様々な物質によりもたらされるものです。そこで当研究室では、食品に含まれる物質の中から二次機能や三次機能に関与する物質を特定すること、さらには食品中の含有量について明らかにすることを目的に、分析学的および有機化学的手法を用いて研究を進めています。このような研究を進めることで、様々な食品から我々の生活に役立つ物質を見つけたり、食品の価値を高めたりすることが期待できます。また、これまであまり利用されていない資源や全く利用されていない資源のことを、低利用資源や未利用資源と呼びます。これらの低利用および未利用資源を食品へと活用することも当研究室では試みています。