栄養教育研究室(辛島 順子 准教授)
学生によるコメント
栄養教育研究室では、健康、食生活等、ゼミ生一人ひとりが関心のある分野を調査研究しています。私は介護老人保健施設の栄養評価に関する研究を行っており、実際に施設へ伺い、調査を行いました。また、個人の研究以外にも地域の介護予防教室、料理教室のお手伝いをしたり、常磐祭では体組成の測定、結果の見方をご説明したりと、さまざまな活動を行っています。どの活動もこれまでに学んできたことを実際にアウトプットする貴重な機会であり、さらに多くの学びも得ることができたと感じています。辛島先生、ゼミの友達には研究やその他のことでも何度も支えていただいたり、時には一緒に楽しく食事をしたりと、私にとって栄養教育研究室は、かけがえのない大切な場所です。
研究室のご紹介
栄養教育研究室では、健康の維持増進や疾病の重症化予防?介護予防に必要な具体的課題について、調査研究を進めています。地域の皆様の健康維持増進に貢献することを目指し、地域包括支援センターが開催する介護予防教室や地域自治会が開催する健康教室への協力も行っています。また、毎年常磐祭において、体成分測定や健康管理に関する展示を行い、多くの皆様にご来場いただいています。
研究室イベント
地域連携
ゼミ生が健康や食生活に関する教室に参加し、大学で学んだことを活かしながら、地域の皆様と連携することを目指しています。
十分な感染予防策を行い、料理教室のサポートも継続しています。
常磐祭展示
体成分測定や推定ヘモグロビン測定の結果、食事バランスガイドなどの展示を参考に、ご自身の生活習慣を振り返っていただく機会をお手伝いしています。
ゼミOG会
1年に1回ゼミの卒業生と在校生が交流を深めるOG会を開催しています。
卒業論文の進め方や就職活動、社会人生活についてなど、在校生が卒業生からいろいろなアドバイスをもらえる良い機会であるとともに、卒業生同士が久しぶりに顔を合わせて交流を深める機会にもなっています。
卒業論文のテーマ
- 高齢者のヘルスリテラシーが日常生活に与える影響
- 科学的介護推進と栄養評価についての検討
- 乳幼児がいる世帯の防災?家庭備蓄の現状と課題
- 地域在住高齢者を対象とした摂食嚥下機能スクリーニングツールの検討
- 女子大学生の生活習慣?体型認識と体組成に関する研究