スポーツ栄養学(奈良 典子 准教授)
研究室のご紹介
スポーツを大別すると生涯(健康)スポーツと競技スポーツに区分することができます。いずれにおいても体調維持や体力強化には栄養補給を欠くことはできません。
そこで、スポーツ栄養学研究室では、健康管理?栄養教育に関連するテーマをもとに、スポーツ現場でのフィールド調査?研究を中心に行います。栄養士?管理栄養士を目指す学生らと共にスポーツ現場における運動部員(アスリート)らを対象とした調査を通して、体育や健康スポーツ、さらに競技スポーツ時におけるより有効な栄養補給法、それを促す栄養教育方法など栄養士?管理栄養士の活動現場に生かす研究を考えていきます。
研究テーマは個別に設定しても、フィールド調査は1人では難しいため研究テーマが異なるゼミ生とも協力しあいながら調査を行っていきます。円滑に調査を実施していくことも踏まえて、研究対象となる競技種目の特性、事前調査内容など、ゼミ生全員で情報を共有しながら活動をすすめます。さらに、地域スポーツやスポーツジュニアの健やかな成長に寄与できるように栄養面からのバックアップ活動も推進していきます。
2020年はコロナ禍にともない、卒業研究も大幅に起動修正を余儀なくされました。
様々な活動が制限される中でも、1期生は持ち前のパワーで卒業研究をやり遂げました!
2020年の卒業研究テーマ
- 熱中症予防に関する 指導が運動部員へ与える影響
- 大学運動部員の部活動休止期間における食生活の実態調査
- 生体電気インピーダンス分析法を用いた競技特性の異なる大学競技者における身体組成の比較
- 大学運動部員における季節変動に伴うヘモグロビン動向及び健常者と貧血リスク者の食 習慣比較
- 大学ラグビー部員における栄養介入前後の栄養摂取状況及び身体組成の変化