2023年3月 文学部 国文学科 卒業
教員採用試験合格体験記
教職教養は、動画配信を聞きながら…
私は中学生の時にお世話になった恩師に憧れ、高校生の時から教員になることを目指していました。周りの先生方や家族の協力のおかげで、地元の埼玉県教員採用試験の高等学校国語科の試験に合格することができました。その経験から学んだことをお伝えしたいと思います。
私が最初に教員採用試験対策に取り組んだのは、大学3年生の秋頃です。勉強方法としては市販されている過去問と参考書の中から自分でこなせそうなものを購入し、問題の出題傾向を把握して、範囲を絞って勉強をしていました。結果として今年も傾向は変わりませんでした。教員採用試験の一次試験に合格するためには、少ない範囲を完璧にすることが重要であると思います。おすすめは教職教養を覚える際に、動画の配信をずっと聞き流すことです。何回も繰り返すことで、曲を覚えるような感覚で教職教養が身につきました。また一次試験はマークシートの四択なので、その試験に慣れるため様々な模試を受けて対策を行いました。
二次試験に関しては、大学で行っている対策講座に大変助けられました。面接や小論文は自分一人でやっていても成果は上がらないと私は思います。複数の人数で行い先生方に添削?指導を行っていただくことで、客観的な自分の反省点が見つかり、より良い対策ができます。また面接対策は一人で行うよりも複数で行うことで、本番と同じ環境になるので緊張感に慣れることができ、本番はリラックスして面接を行うことができたと思います。
埼玉県は一次試験に教職教養?一般教養、専門科目の筆記試験を行います。それに合格すると二次試験に論文試験、個人面接、集団討論、集団面接を行います。教師になりたいという強い意志をもって、最後まで頑張ってください!