2020年3月 生活科学部 生活環境学科 卒業
教員採用試験合格体験記
これから教師を目指すみなさんに伝えたいことは、2つあります。それは、夢に向かって常に全力で行動することは夢の実現につながること、周りの人に感謝し日々自分が支えられているのだという気持ちを忘れないことです。そのような気持ちを持ち、日々の生活を過ごすことは、教師としての心身を鍛えていくとともに、自分の力の源になることと思います。
〈自分のできることはなんでもやろう!〉
私は大学2年の春休みから教員対策講座などに顔を出しては、常に教員に必要な力や知識へのアンテナをはってきました。他大学の友人とも縁があり一緒に採用試験の勉強をやることもありました。このように、たくさんの人との交流を通して自分に必要な情報は何なのかを取捨選択することで、採用試験の勉強に励むことができました。電車通学のようなスキマ時間には、アプリを駆使して過去問を解き直したり、授業の空きコマには図書室の静かな部屋で分からなかった問題を調べ知識を深めました。とにかく学校の授業以外の時間には、試験勉強をして頑張ってきました。みなさんにも、夢の実現のために残された時間を有効に使い、合格を掴んでほしいと思います。
〈共に頑張る仲間や先生方に感謝!〉
私一人の力では、きっと現役合格はできていなかったと今でも思います。面接や小論文は一人ではどうにもなりません。そんな時、教職の先生方から熱心にご指導頂いたり、友人と志望する県の傾向や論文の対策を話し合ったりしました。たくさんの人の知識が集まれば、一人で勉強するよりもとても効率よく、楽しく勉強することができます。教員になってからも、周りの人との人間関係を良好に築いていくことはとても重要です。周りの人に感謝しながら、己を磨くこ
とができると良いと思います。
これらの2点をみなさんの心の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。最後に、結局最後は自分との勝負です。勉強はどこまでも深くできます。その中でも、自分に必要なことは何なのかをうまく探しながら、本番まで本気で頑張ってほしいと思います。教員を目指すみなさんを応援しています!