2022年3月 文学部 国文学科 卒業
教員採用試験合格体験記
私は東京都の中?高共通国語科を受験しました。
一次試験の教職教養対策では、『東京都の教職教養過去問』『全国まるごと過去問題集 教職教養』といった過去問集や、教育に関する法規をまとめた冊子を使用しました。はじめは〈都の過去問を解く→出題された法規に印をつけてよく読む→解きなおす〉という流れで勉強し、ある程度定着したら全国の過去問を解くようにしました。
専門教養対策では、『東京都の専門教養過去問 国語科』を使用しました。一通り解くと古漢が苦手なことに気が付いたため、それからは古漢に重点を置き、高校の時に使用していたテキストや問題集で勉強しました。
論作文対策は、主に大学の論作文対策講座を通して進めました。講座で提示されたテーマに従いながら、東京都の論作文の文字数である〈910 ~ 1050字〉で書く練習を重ねました。
二次試験の個人?集団面接の練習も、大学の二次試験対策講座で行いました。練習を重ねながら、想定される質問や答え方をノートになどにまとめておくとよいと思います。
これを読んでいる皆さんの中には、教師になるかまだ迷っている人もいると思います。最終的な自分の道は出願期間までに決めれば大丈夫です。途中で諦めて後悔してしまうことのないように、教師という道も選択できるように、今から少しずつ対策を始めていきましょう。また、すでに対策を始めている人もいると思います。頑張って勉強していると、心が折れそうになってしまうことがあります。今のやる気を試験当日まで保つためにも、遊んだり趣味に時間を使ったりして、適度にガス抜きをしながら頑張っていきましょう。皆さんが自ら望む道を歩んでいけるよう、祈っています。