2022年3月 生活科学部 食生活科学科 食物科学専攻 卒業
教員採用試験合格体験記
私は、横浜市と川﨑市を受験しいずれも合格しました。私は勉強が苦手なので、早くから教員採用試験の勉強をしないと間に合わないと思っていたので、1次試験の対策を大学2年生から始めていました。しかし、過去問を解いてもなかなか点数が上がらず、このままでは合格できないと悩んでいた時に、大学の先生から横浜市の教師塾のことを教えていただきました。この塾に入ると一次試験が免除になり、約半分の確立で2次試験にも合格するという枠があるということで、私も大学3年の時に入ることができました。ここでは、受験に必要な知識だけでなく、教師としてどうあるべきか、子どもたちに自分は何が出来るのかを考えながら、模擬授業を行ったりしました。
しかし、実際に4年生になって教育実習に行ってみると、自分の知識不足を痛感し、このまま教師になることに大きな不安を抱きました。そこで、知識と自信をつけるために、川崎市も受験することにしました。
1次試験対策は、問題集と参考書の2冊のみを使用して満点になるまで何度も繰り返し問題を解いたことです。そして、解き直しノートを作成し間違った問題をノートにまとめて、苦手な部分を洗い出し、自分がどの分野が苦手なのかを「見える化」しました。また、問題集には出題の傾向が記されているので、それを活用してよく出る範囲を参考書で徹底的に確認しました。
2次試験では、友だちや先生方に自分の面接の様子や模擬授業を実際に評価してもらうことで、自分では気づかなかった発言時の癖等を見つけることが出来ました。
このように、周囲を巻き込み、仲間と励まし合い、お互いに切磋琢磨しながら頑張ってください。