2020年3月 文学部 国文学科 卒業
教員採用試験合格体験記
この度、千葉県?千葉市の教員採用試験に合格し、春から中学国語の教員になります。この体験記を読んで、教員採用試験を受験する方、迷っている方の力になれれば幸いです。
はじめに、私が行ってきた具体的な勉強法についてです。1次試験の筆記試験の対策については、教職教養も専門教養も過去問をひたすら解きました。その中でも間違えやすい問題をコピーしてノートに貼り、またひたすら解く、というのを繰り返しました。問題を解いていく中で、だんだんと自分の受験する自治体の傾向がつかめると思います。2次試験の面接では、文章を作っていくようなことはせず、伝えたいことの柱をいくつか立てて伝えられるよう練習を行いました。面接とは、あなた自身のことを知ってもらうためのものです。考えすぎず、自分自身の教員になりたい気持ちをしっかりと伝えてください。模擬授業については、どの教科が出題されるかわからなかったため、国語と道徳の授業をあらかじめ用意して臨みました。面接や模擬授業は、1人で練習するよりも友達や先生に見ていただくことをおすすめします。これらはあくまで、千葉県?千葉市に向けての対策例となってしまいますが、参考になればと思います。
この時期、具体的にどのような勉強をしたらいいのか、勉強をしても足りない気がしてしまう、周りの友達がよくできているように見える…など、様々な不安が押し寄せる時期だと思います。そして性格などにもよるかもしれませんが、この先もしばらくその状態が続く、というのが事実です。でも、これは教採に向けて勉強をしている人のほとんどが経験するもの。私の周りの受験者のほとんどが、そういった不安を感じながら受験期を乗り越えてきました。「だから大丈夫」というわけではないのですが、他の人が優秀に見えているように、あなたも他の人から見たら優秀に見えます。だから、くじけず頑張ってほしいと思います。同じ志を持つものとして、皆さんのことを心から応援しております。