2020年3月 生活科学部 生活環境学科 卒業
教員採用試験合格体験記
学校法人角川ドワンゴ学園(N高)から内定を頂き、今年の春から家庭科の教員になります。公立の教員採用試験は受験せず、私立学校の採用試験のみの話になりますが、私立学校を考えている方の参考になれば幸いです。
私は3年次に編入学し、教職課程も3年次に1からスタートしました。3年次は授業が詰まっていたので採用試験に向けての準備は全く出来ず、3年の春休みから準備や勉強を始めました。春休みは、山田先生に論作文の添削や履歴書の添削をして頂きました。東京アカデミーから出版されている教員採用試験対策ステップアップ問題集(中学?高校家庭)で教科の勉強もしました。採用試験の過去問や改問したもの、解答には解説がついていて分かりやすいのでオススメです。学校によりますが、専門教科の試験がある学校も多いので、受ける学校が決まっていなくても教科の勉強はしっかりしておいた方が良いと思います。
5月には、教員採用説明会&選考会(東京)に参加しました。私立学校の合同説明会は5月?10月しかないので、自分の教科の募集がない場合でも説明を聞くと良いと思います。各学校ブースで学校説明の後、すぐに一次面接(5~10分程度、学校によって異なる)があります。学校説明を聞きつつ、なぜその学校で教員になりたいのか、質問などを考えておくとすぐに面談でもしっかり答えられると思います。
私立学校の面接は、なぜその学校で教員になりたいのか、学校の教育目標や特徴に対し自分の強み、自分は何がしたいのか、何が出来るのかをしっかり答えることが大切です。そのためには、自己分析が重要になります。また、絶対にこの学校で教員になる、自分なら絶対大丈夫だという強い気持ちを持つことが大切だと思います。グループワークでは、意見を言うことだけでなく話の聞き方がより重要です。
これから教育実習に勉強に試験に不安があると思いますが、教員を目指す皆さんの健闘を祈っております。