阿佐美 敦子先生
Love & Peace in 異文化コミュニケーション!
阿佐美 敦子(ASAMI Atsuko)/人間社会学科
実践女子大学大学院英文学研究科修士課程修了。実践女子短期大学等での非常勤講師を経て、本学部の専任教員になりました。
Q1. 先生の研究分野は何ですか。その研究を始めたきっかけは何ですか
主に中級程度の英語話者である学生の皆さんが、英語を用いて効果的に自文化を発信できるようになるための教授方の開発や、世界中で多くの人々が信仰する宗教などを含め、異文化理解を深めるための方法を模索しています。子供の頃から外国に関心があり、色々な国に行きたい、人々と触れ合いたいと思っていました。漠然とではありますが、日常生活の中に外国人の方々との交流が当たり前にある将来像を願っていましたが、有り難いことにその夢は実現しています。
Q2. 先生が担当されている授業の中で、学科を決める1年生やゼミを決める2年生におススメの授業は何ですか
1?2年次、英語は必修科目なので、もちろん学ぶことになりますが、他にも選択できる英語の科目が様々ありますので、是非、履修をおススメします。本学部では卒業時までに多くの方がTOEIC550点の取得できるよう努めています。頑張った分、力はついていきますので、日々の努力を続けていただきたいです。また、時田先生とご一緒に担当させていただいている?異文化理解?(人間社会学部専門科目、2年次~)も、楽しくてためになる授業ですので、履修してくださったら嬉しいですね。
Q3. 先生のゼミはどのような活動をしていますか。どんな雰囲気ですか
?みんなが民間大使?を目指して、年間を通して世界中の文化や歴史、各国の人々がどのような暮らしを営んでいるのかを、その国の方から直接、学ぶという活動をしています。3つのグループに分かれて、私が指定した地域について調査し、プレゼンテーションを行います。また、ゼミには例年、何か国ものゲストがいらしてくださって、母国について色々と教えていただいています。さらに、タイ、バンコクの大学を訪れて交流会を行ったり、ホームステイをさせていただくことも、ゼミ生たちにとって大きな喜びとなっていますし、フィリピン、セブの大学生の方々とのスカイプ交流も大変勉強になります。
Q4. 先生のゼミでは、どのような卒業論文のテーマがありますか
毎年のようにあるのは、ディズニーランド&シーでのおもてなし精神に関する卒論です。皆さん、大好きなんですね。フィリピンやブラジルでのボランティア体験を通じた調査をまとめたものや、インド人女性と日本人女性の?お洒落?の定義の比較、ハワイにおいてフラの精神はいかに息づいているか、といった実際に外国に赴いて調査するゼミ生もいます。また、自分の好きな野球チームの女性ファン向けの戦略提案や、愛する地元の美しい生活環境を守るための施策提案のような、提案型の卒論も多いです。
Q5. 先生の大学時代の楽しかった思い出は何ですか
海外旅行デビューは大学1年次、香港でした!食いしん坊なので、名物の飲茶がとても美味しかったことが記憶に残っています。某有名ホテルのラウンジでのアフタヌーンティーも素敵でした。アメリカに留学中、お隣のカナダとメキシコに旅行しました。カナダはアメリカよりさらに広くて雄大で、治安も悪くないという印象でしたし、メキシコのグアダラハラでは友人宅にホームステイさせていただいて、毎日がとても刺激的でした。メキシコ料理は辛いものが多いですが、美味しいですね。また、卒論の研究資料を得るためにイギリスまで行って、ひと月ほど大学図書館に通ったことも良い思い出です。
Q6. 受験生に人間社会学部に入学したら、どのような学生になってほしいですか
学生時代は、良い意味でとても貴重な自由時間なのではないかと思っています。日本に限らず世界にアンテナをめぐらして、ご自分の知的好奇心を満たすものを探してください。素晴らしいと思えるものにきっと出会えます。本学部では将来の社会人生活の中で役立つ知識や技術が幅広く学べますので、少しでも興味があったらひるまずに挑戦してみてください。やってみなければ、自分がそれを好きなのか、わかりませんからね。
Q7. 受験生へメッセージ
本学では?実践!英語力向上プロジェクト?と称して、英語力をアップさせるために頑張ろうという学生さんたちを応援する仕組があります。聞いたことはないかも知れませんが、?カラン?メソッド?という教授法を用いて、先生と一対一のレッスンを積み上げていきます。毎年、多くの方が参加してTOEICスコアを伸ばし、就活等に活かしています。入学されたら、参加を検討いただければ幸いです。