吉田 雅彦先生
経済?ビジネスがわかるように基礎知識を身につけましょう。
吉田 雅彦(YOSHIDA Masahiko)/現代社会学科
1984年、東京大学経済学部卒、通商産業省?経済産業省に入省し、岩手県庁出向、日立建機(株)への官民交流派遣も経験した。2018年、専修大学経済学研究科博士課程修了?博士(経済学)取得。2016年から2021年まで宮崎大学地域資源創成学部、2020年から実践女子大学で経済学などを担当。
Q1. 先生の研究分野は何ですか。その研究を始めたきっかけは何ですか
経済学、経済政策です。通商産業省?経済産業省で31年半実務に携わり、多くの企業や地域を見てきました。実務を経済理論で考える。経済理論を実務で考える。という往復を何度も考えることで、地方創生、企業研究手法、文系学生のキャリア形成、国際企業、世界経済の本を書こうと研究しています。
Q2. 先生が担当されている授業の中で、学科を決める1年生やゼミを決める2年生におススメの授業は何ですか
1年生の経済学概論、2年生の企業戦略論、キャリア?デザイン論、現代企業論を担当しています。どれも経済や企業、ビジネスを扱っているので、関心があれば将来も役立つと思います。
Q3. 先生のゼミはどのような活動をしていますか。どんな雰囲気ですか
経済学や経済事情を学んで、日経新聞が読めたり、経済社会情勢がわかるようになることを目指しています。
本当は、宮崎県へのゼミ旅行や懇親会をやりたっかたのですが、新型コロナでできないので、ゼミ生が自分たちで企画してトランプ大会をしました。まず3人ずつで大貧民、ブタのしっぽ、ババ抜きをして、全員でトランプを2組使ってダウトをしました。優勝者?準優勝者には私からささやかな賞を出しました。
Q4. 先生のゼミでは、どのような卒業論文のテーマがありますか
テーマは様々ですが、経済、経営系の内容の論文になります。
?T社のアパレル商品の売り上げのCOVID-19の影響について
?WEB時代に紙媒体コンテンツは残るのか—古本などの文章によるコンテンツを中心に—
?COVID-19の影響下における音楽ライブ業界の収益構造の変化
?動画共有サイトとテレビ業界の今後に関する考察—YouTubeとテレビ業界の広告収入の変化が与える影響を
中心に—
?企業によるSNSでの採用広報と学生が入社後に感じる情報ギャップに関する考察
?化粧品の品目ごとの購買動機に関する考察
?スターバックスコーヒーの顧客に感動を与えるサードプレイス経営戦略の有効性について
?女性タレントとSNSの関係が時代でどう変わったか—渡辺直美とフワちゃんのケースを中心に—"
?日本の女性向け恋愛シミュレーションゲームの海外市場進出の可能性に関する考察
Q5. 先生の大学時代の楽しかった思い出は何ですか
1981年はEarth, Wind & FireのLet's Grooveが出た年で、六本木のクラブLeopard Catの常連でした。小さい時から車で聴いていたので、うちの子はEarth, Wind & Fireが流れると「あ お父さんの曲だ」と言います。3年生からは公務員試験とゼミ(根岸 隆先生ゼミ)で経済学漬けでした。
Q6. 受験生に人間社会学部に入学したら、どのような学生になってほしいですか
明るく、仲良く、前向きに、柔軟にやりぬくことが大事だと思います。学生としても、社会人としても。