魅力ある地域づくりの探求
<指導教員>須賀 由紀子
<活動期間>2019年9月1日~2020年1月31日
<発表場所>日野市まちづくり市民フェア
現代生活学科須賀ゼミナールでは、これからのまちづくりに関わりたい、地域の居場所づくりを考えたい、衰退する地方都市を活性化する手法や考え方を学びたいなど、地域の暮らしを愛し、その再生?活性化に携わる仕事を拓いていきたいとの思いを寄せる学生たちが集まってくる。まちづくりの実際は様々で、いろいろな事例を調査し、そのフィールドワークからまちづくりに大切なことは何か、それぞれが学びを得ていくことが望まれる。
そこで、これからの自分自身のキャリアについて考える3年ゼミで、まちの再生や活性化の成功事例の中から、ゼミ生全員で訪れやすい場所を選び、現地の様子を取材し、活性化の手法について調査する。そしてそこで得られたことを、日頃ゼミ生が関わっている日野市等の地域づくりの活動にいかに生かすことができるかを検討し発表することにより、事例研究の意味を学ぶ。
News
2019年度
現代生活学科須賀ゼミナールでは、まちづくりに関わりたい、地域の居場所づくりを考えたい、衰退する地方都市を活性化する手法を学びたいなど、地域の暮らしや地域活性化に携わる仕事に思いを寄せる学生たちが集まっている。まちづくりの実際は様々で、事例を調査するフィールドワークから、まちづくりに大切なことは何か、それぞれが学びを得ていくことが望まれる。
そこで、これからの自分自身のキャリアについて考える3年ゼミで、衰退した観光地から賑わいを取り戻し、再生に成功したと言われる「熱海」をフィールドワーク地として選び、新しい取り組みについて取材したり、まちづくりに携わっている方々へのインタビュー調査を行った。
ゼミでは、自分たちが熱海に感じた印象を出し合いながら、「熱海の再開発の実際の中に、今後のまちづくりのヒントをどのように読みとけるか」をテーマに、
①魅力あるまち?観光地(通いたくなるまち)の構造とは ②古いもの(昭和レトロ)と新しいもの(若者感覚)の融合とは の検討を行った。そして、まちの魅力づくりやにぎわいづくりに必要な要素についての検討結果をパネルにして、日野市まちづくり市民フェアで展示を行い、紹介した。発表会場では、「あなたにとっての熱海とは」についても書き込みをしてもらうパネルを作って、来場者と双方向のコミュニケーションができるようにし、若者が感じた熱海の印象と、昭和時代の熱海を知っている方との印象を交わらせて、現代のまちの魅力を作り出すために必要な視点について深めた。
上記活動のまとめとして、「あらためてまちづくりについて思うこと」をテーマに話し合い、各自レポートを作成した。そして、活動紹介パネル展示の内容とレポートの記述内容を紹介する「ゼミナール活動紹介リーフレット」の制作を行った。