問題解決型授業(健康栄養専攻)
①給食実務学内実習
栄養士として集団給食を提供するための知識や技術を習得する
ワタシの気づき
25名のチームで約100名の献立を作るという、給食の実務を実習しました。大量調理に使う器具の使い方を理解したり、旬の食材の使用や盛りつけを考えたりする中で、おいしく食べてもらうために工夫する発想力や、チームが一つになって取り組む協働力が養われました。
身につく態度?能力
学びのフロー
事前学修
1?2年次の食品や調理、衛生に関する講義で、基礎知識を学んでおきます。
STEP01:栄養量や季節を考慮した予定献立を作成
集団給食の対象者に必要な栄養量を調べて決定し、食品構成を作ります。季節や行事などを考慮し、予定献立を作成します。
STEP02:給食を試作し献立を再検討
給食の試作を行い、栄養量や味、盛り付けなどを確認します。また、大量調理を行うための工程についても検討し、献立を修正します。
STEP03:実際に給食を提供し準備から運営までを実習
食材の発注から調理表の作成、仕込み、調理、販売まで、実際に学内で給食提供を行い、集団給食の運営全般を実習します。
事後学修
アンケート結果の分析、栄養量や献立、工程について振り返り、改善点をまとめます。
②スポーツ医科学実習
科学的理論に沿って身体の改善につながる運動の方法を理解する
科学的な理論に基づいたトレーニング方法や、運動障害予防、救命救急について体験を通して理解します。呼吸循環系を改善するための代謝を上げる運動や、内科的な障害と整形外科的な障害に分けた講義と実技を行います。
③児童?生徒栄養教育論(1)(2)
子どもを対象に適切な食習慣や健康について指導する力を養う
食に関する指導の中核的な役割を担う栄養教諭に必要な専門性と資質を身につけます。食育指導についての理論や方法を学び、食に関する全体指導、教科や特別活動時における指導、また学校や地域と連携した指導を行える力を養います。