その他の授業紹介(食物科学専攻)
授業紹介
食品加工学実習
日本で昔から作られてきた
加工食品のサイエンスを学ぶ
学生が自分の手でさまざまな加工食品を製造し、昔からの加工食品に用いられている先人の知恵と工夫、最新の技術について学びます。実習で製造する食品は、味噌、かまぼこ、パン、みかんの缶詰、乳酸菌飲料、豆腐など。加工を進める過程で原料の物性変化や化学変化、微生物の作用などを観察し加工食品が完成するまでのプロセスを科学的に学びます。また製造した加工食品の官能評価を行い、その結果を統計解析する品質評価法も学びます。
テーブルマネージメント演習
食卓を構成する要素(テーブルウェア)についての知識を深め、実際に食器や食具に触れながら、基本のテーブルセッティングの方法を習得します。また食卓の色彩や照明、盛りつけ、マナーなど、食事を楽しむためのテーブル作りについても考えます。そのほか日本茶?紅茶?中国茶をいれるコツ、おいしそうに見えるお弁当の詰め方など、食の場面が楽しくなるさまざまな技術を学びます。
調理学実験a
調理で変身する食品のヒミツ
お米や卵、肉、牛乳など日常の調理でよく使う食品を取り上げ、実験を行います。肉を加熱した時の固さの変化とうまみの関係を考えたり、牛乳からカッテージチーズを作る実験を通し、食品の性質を理解します。