問題解決型授業(管理栄養士専攻)
①臨床栄養管理学実習
医療チームの一員となる管理栄養士に必要な総合力を身につける
ワタシの気づき
1年次から学んできた病気の知識と調理技術をかけ合わせ、病院食を作りました。患者さんに合わせた栄養を考える献立作成では、食材の発注や調理を想定した計画力を、調理では全体の進行を視野に入れて動く主体性が身につくとともに、病気への理解も深まりました。
身につく態度?能力
学びのフロー
事前学修
臨床栄養学、基礎栄養学、食品学、栄養教育論などの講義で、実習に必要な知識を習得しておきます。
STEP01:患者の状況に応じた食事療法を学ぶ
疾病の治療に必要な食事療法について、具体的に学びます。病態や臨床検査値と食生活の関連性を理解し、患者の摂食?嚥下状況も踏まえた食事療法を習得します。
STEP02:臨床栄養管理と食事療法の技術を習得
傷病者や要支援者?要介護者について、個々人に応じた適正な栄養成分コントロール食や摂食?嚥下機能に応じた献立作成について実習を通して、理解します。
STEP03:臨地実習に必要な知識と技術を習得
臨地実習に必要な臨床栄養学の知識や栄養ケア?マネジメント、病態に応じた献立展開の技術を習得し、栄養ケアプランの作成ができるようになるまでをめざします。
事後学修
実習のレポートで知識?技術の習得状況を自己分析し、臨地実習に必要な能力を確認します。
②栄養マネジメント実習
栄養評価に基づくマネジメントの基本を身につける
管理栄養士の基本技術である身体計測や食事調査の手法を身につけ、それらの結果に基づいて栄養改善計画を作成する流れを体得します。日常的には計算値を用いることが多い「エネルギー消費量」の実測も体験します。
③栄養教育論実習ab
栄養教育の理論や技法を活用し、人々の行動変容に貢献できる力を培う
栄養?健康課題の改善を支援するために、主体的に考える力、周囲と協力して課題を解決する力を習得します。栄養教育のさまざまな場面を想定し、アセスメントや栄養教育計画の立案、教材の作成、グループワーク、ロールプレイ、プレゼンテーションなど多様な実習を行います。