食品学実験(担当:奈良 一寛 教授)
私たちの身の回りには、さまざまな食品があります。食品には、炭水化物、脂質、たんぱく質などをはじめとして、色、味、香りに関係する成分も含まれています。それぞれの成分が、食品の特性を表すものであり、それらが調理?加工の際にも大きく影響してくることから、食品成分についてきちんと捉え、理解する必要があります。
授業では、器具や機器の適切な扱い方についてはもちろん、食品成分の分析方法や理論について学びます。また、分析の知識や技能を身につけながら、ひとりひとりが主体的に進め、実験や観察を通して、科学的な見方や考え方高め、食品の特性についてしっかりと学習していきます。 教科書からだけでは学べないことを、実際の体験や、主体的な取り組みから身につけ、科学的な見方や考え方を高められることが実験の魅力です。調理?加工においては、さまざまな変化が起こりますが、色の変化や硬さの変化など、それらの多くは科学的な変化を伴うことが多くあります。実験を通して、食品成分についてしっかりと捉え、さらには食品成分の変化についても理解することで、素材の有効な利用法についても提案できるようになることがこの授業の魅力です。また、実験を体験することで、知識や技能をしっかり身につくことでしょう。
授業を通して、食品成分について理解し、食品の特性を調理へ利用、さらには応用できる力を身につけられるように指導していきます。
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