自閉症T児と私たちの学びー「自閉症児のための包括的発達プログラム」開発と実践ー
<指導教員>長崎 勤
<活動期間>2020年11月14日、2021年3月13日
<発表場所>常磐祭?パンフレット?外部セミナー
長崎ゼミでは、2015年度より発達の障害をもつ幼児に対しての「包括的発達支援プログラム」について研究をしてきた。2015-2019年度はダウン症児のA児、2020年度より自閉症のT児とその保護者の方を対象に、運動?ゲーム、音楽、劇、認知?言語、おやつ場面でのコミュニケーション支援、家族支援、保育支援からなる「包括的発達支援プログラム」を開発し、ゼミの3,4年生がプログラムごとにチームを作り、指導案作成、支援の実施、反省のPDSサイクルによる実践を行ってきた。今年度の発表では、2020年度より支援を開始した自閉症のT児と学生の出会い、学生がT児の発達から学んだこと、また開発してきた「自閉症児のための包括的発達支援プログラム」を中心にパンフレットにまとめ発表をし、市民、学生に障害児、また多様性についての理解を促したい。また感染症対策のために大学が閉鎖した期間に学生スタッフらとT児の家庭をZOOMで繋いだ家庭支援?臨床実習の可能性の試みも紹介したい。本プロジェクトは本学ディプロマ?ポリシーの「課題解決のために主体的に行動する力【行動力】」、「相互を活かして自らの役割を果たす力【協働力】」、また生活文化学科のディプロマ?ポリシー「人の生涯にわたる発達を包括的に理解することができる」、「生活文化の多様性を科学的に考察し、説明することができる」の達成に向けた学生の成長を支援することを目的とする。
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2020年度
今年度の発表では、2020年度より支援を開始した自閉症のT児と学生の出会い、学生がT児の発達から学んだこと、また開発してきた「自閉症児のための包括的発達支援プログラム」を中心にパンフレット「広がれ自閉症児のあれこれ」にまとめて発表をし、障害関係者、学内関係者、卒業生などに送付し、市民、学生に障害児、また多様性についての理解を促した。また感染症対策のために大学が閉鎖した期間に学生スタッフらとT児の家庭をZoomで繋いだ家庭支援?臨床実習の可能性の試みも紹介した。本プロジェクトは本学ディプロマ?ポリシーの「課題解決のために主体的に行動する力【行動力】」、「相互を活かして自らの役割を果たす力【協働力】」、また生活文化学科のディプロマ?ポリシー「人の生涯にわたる発達を包括的に理解することができる」、「生活文化の多様性を科学的に考察し、説明することができる」の達成に向けた学生の成長を支援することを目的とした。