稲垣ゼミ
学生によるゼミ紹介
稲垣ゼミでは、19世紀から20世紀にかけてのアメリカ文学や文化を中心に研究しています。ゼミでは、個人面談を中心に卒業論文を進めています。ゼミ生は、週一回の頻度で稲垣先生と20分程度の面談を行い、卒業論文の方向性や進行状況の確認、文章の添削などをしていただいています。限られた時間の中でも修正点を的確にわかりやすく教えていただけるため、週一回の頻度でも翌週までしっかりと修正でき、リズム良く卒業論文を進めることができます。
夏休みには、箱根の仙石原実習所で二泊三日の合宿を行いました。真面目に面談した後は、大学最後の夏の思い出を作りながら、先生とゼミ生の親睦を深めました。ゼミ全体で集まる機会が少ないため、ゼミ合宿で初めて話す人も中にはおり、少し緊張感しましたが、参加した多くのゼミ生が最終日にもう一泊したいと言うほど充実した合宿となりました。
「稲垣先生は、気さくで良い意味で壁のない先生」というのが通説でしたが、合宿に参加したゼミ生は、稲垣先生について新たな研究結果を導き出しました。それは、スルメイカのように噛めば噛むほど味は出ませんが、噛めば噛むほど優しさがにじみ出る素敵な先生ということです。つまり、「ゼミ生の私事でも、しっかりと相談に乗ってくれる学生思いの優しい先生」です。
先生に数々の無礼な振る舞いをしたゼミ生たちですが、その分、誠心誠意、卒業論文を最後まで書き上げたいと思います
稲垣先生からのコメント
主に19世紀から20世紀初頭にかけてアメリカで発表された文学作品(特に小説)あるいはアメリカの文化について卒業論文を作成するためのゼミです。4月のテーマ決定から12月の論文完成まで、個人面談を何度も行い卒業論文を完成させていきます。その中で、自分の意見を適切に伝えるための表現方法や論文の書き方を身につけていきます。勉強ばかりではなく、夏合宿や学期中の懇親会などを通して、ゼミ生同士は他の授業とは違った親しい友人関係を構築しているようです。