保育者?教員養成課程における「主体的で対話的な」ICT教育プログラムの考案と実践
<設置期間>2019年4月~
<プロジェクトリーダー>井口 眞美
<テーマ>主体的?対話的で深い学び(アクティブラーニング)に関する取組
保育?教育現場のICT化に対応した、保育者?教員養成課程における「主体的で対話的な」ICT教育プログラムの考案及び実践を行う。
教師がコンピュータや情報通信ネットワーク等の情報手段や視聴覚教材、教育機器などの教材?教具の適切な活用を図ることが小学校学習指導要領に示されおり、教科ごとに①学習指導の準備と評価のための教師によるICT活用②授業での教師によるICT活用③児童生徒によるICT活用の在り方も例示されている。また、幼稚園教員要領、保育所保育指針においても、保育者の事務作業の効率化に加え、子どもの学びを深めるための手だてとしてICTの活用が明示された。
現在、保育者?教員養成において、情報機器を有効?適切に活用できる学生を育てることが喫緊の課題となっているが、現実として、情報機器の操作を苦手とする学生も少なくない。そこで、本学科保育者?教員養成課程において、ICTを活用した双方向型の「主体的で対話的な」教育プログラムを考案?実践することにより、情報機器の基本的な操作スキルを身に付ける。
保育?教育現場において情報機器を主体的、積極的に活用し、保育?教育の質向上をはかれる人材を育成することを目指す。そのために、学生が基本的な情報機器の操作スキルを身につけ、保育?教育現場で実際に活用できるICT学習プログラムやタブレット活用例を作成する力を獲得することを到達目標とする。なお、本取り組みによる学生の学習効果の測定のためにルーブリックを作成?活用する。