「メディア表現論」における映像製作活動~アクティブラーニングとピアラーニングの相乗効果~
<設置期間>2019年4月1日~2020年3月31日
<プロジェクトリーダー>駒谷 真美
<テーマ>主体的?対話的で深い学び(アクティブラーニング)に関する取組
このプロジェクトは映像制作初心者の履修者が、4ヵ月に及ぶ学部?学科を紹介する映像作品制作のグループ活動において、企画?取材?撮影?編集?中間合評会?最終合評会のプロセスを経て、メディアの受け手?使い手?送り手の立場からメディアコミュニケーションを創造する取組になっている。
従来のアクティブラーニングの中でピアラーニングを強化し、その相乗効果で履修生の協働力の促進を課題とする。その手法として、ファシリテーターを共同的な学びを促進する「導かれた参加」への誘導者として導入する。「相互の参加構造化」が発生し、ファシリテーターによる「相互の意味の橋渡し」を行うことで、アクティブラーニングとピアラーニングの相乗効果が見込まれる。その効果を検証するために、履修者とファシリテーターのリフレクションなど多様な手段で質的量的分析を行う。
アクティブラーニングとピアラーニングの相乗効果により、より深化した「行動力」と「協働力」を獲得することを目指す。具体的には、映像制作の企画?取材?撮影?編集?改善のプロセスでの試行錯誤を経て、完成へ導けるレジリエンスを培い、個人としての視点と自身を持った「行動力」とグループとして人を理解し関係性を調整できる「協働力」の向上を目的としている。