食物科学専攻 2015年3月卒業 株式会社成城石井
他にはない食の喜びを美味しいものを求める多くの人に届けていきたい
大学時代、ゼミの産学連携活動の一環で、老舗食品メーカーに長期インターンシップに行きました。商品開発部で実際に仕事をし、小売店で販売する肉まんの開発に携わるという経験をさせていただきました。
トレンドを読み、何度も試食を繰り返し、競合他社に負けない魅力ある商品を生み出すという、商品開発の醍醐味と達成感に満ちた経験は、まさに現在の仕事
に結びつくものだったと思います。
現在勤務する成城石井では、バイヤー業務とオリジナル商品の開発を兼務していますが、共通することは、「味?品質?価格」のバランスがよく、成城石井らしい差別化された商品を消費者に届けることです。
バイヤー業務では、まだ広く知られていない地方の食材を探し出し、生産者がどんな思いで工夫を重ねてこの味になったのか、その背景も含め消費者に届けます。
商品開発においては、大手では手を出しにくい希少価値の高いものや、消費者の期待を上回る商品を生み出すことをめざしています。
こうした思いで担当した商品がSNSで話題になった時は、とても嬉しかったです。今後の目標は、より多くの方に自分の携わった商品をお届けすることです。また、出身地である福島や、東北の食材を使った商品の開発も行い、地元の美味しいものをお客さまに届けたいとも考えています。
JISSENで成長できたこと
女性として働くことの意義を学べたことも、将来へ意識を向ける貴重な機会になりました。私たち女性が働き続けるために、これからはより自発的な行動が、社会で求められると考えています。
※このページの掲載内容は、2021年取材当時のものです