教員別卒業論文テーマ(2017年度)
2017年度 文学部 国文学科 卒業論文 題目
池田三枝子ゼミ (上代文学)
コノハナノサクヤヒメ神話論
邪馬台国所在地の謎
大伴旅人考
-亡妻挽歌を中心に-
ヤマタノヲロチ考
-「喫」と「呑」の謎-
大伴坂上郎女研究
-一五〇〇番歌を中心に-
山上憶良研究
古代の言霊信仰
-『万葉集』を中心に-
黄泉国研究
額田王研究
妖怪の祖について
古代におけるツキの信仰
禁室の話型
-『古事記』よりイザナキ?イザナミを中心に-
日本神話における穢れについて
オホゲツヒメ神話についての考察
宮廷歌人研究
—柿本人麻呂を中心に—
サルタヒコ?アメノウズメ考
古事記における二柱の関係
ヤマトタケル考
-現代と古代の英雄観の違い-
大物主神研究
影山輝國ゼミ (漢文学?中国文学)
則天武后
-その生涯について-
教訓書比較研究
-儒教社会における女性観-
『論語』解釈の比較研究
「二十四孝」訓訳
公冶長解鳥語研究
「雁塔聖教序」補刻線考
河野龍也ゼミ (近代?現代文学)
林真理子『葡萄が目にしみる』論-偽悪で守る自己-
偽りの「失格者」-太宰治『人間失格』論
童話は誰のものか-小川未明「眠い町」から-
ふるさとの喪失と孤独-坂口安吾「桜の森の満開の下」を中心に-
江戸川乱歩の「眼」-明智小五郎登場作品を中心に
金原ひとみ「蛇にピアス」が描く「身体」-他者への通路-
「純愛」はいかに可能か-泉鏡花「外科室」論-
オフィス街の闇と犯罪-江戸川乱歩「目羅博士」をめぐって-
「情」が生む悲劇-夏目漱石『こころ』論-
革命か死か-太宰治『斜陽』論-
罪びとは誰か-芥川龍之介「蜘蛛の糸」から-
犠牲と幸福-宮沢賢治「銀河鉄道の夜」論-
芥川龍之介が描く「人間」-古典の再生-
松本清張『ゼロの焦点』研究-消せない過去-
「彼」はいったい誰なのか?-乾くるみ『イニシエーション?ラブ』論-
江戸川乱歩の身体感覚-「人間椅子」から-
徳田秋声『風呂桶』試論-三つのアプローチ-
近藤みゆきゼミ (中古文学:和歌)
平安時代と現代における婚姻儀礼の比較
『百人一首』における女流歌人の恋歌について-藤原定家の撰歌意識を探る-
和泉式部「帥宮挽歌群」考
擬人化で読み解く『古今和歌集』の花々
八代集の鳥
王朝和歌における月-『古今和歌集』『新古今和歌集』を中心に-
平安人と夢-和歌に詠まれた夢を中心に-
式子内親王の持つ「顔」-和歌でみるアイデンティティ-
佐藤悟ゼミ (近世文学)
『昔話稲妻表紙』論
因果応報譚の視点から
祭礼文化の研究-山王祭と神田祭-
『好色一代男』の研究
『本朝二十不孝』の研究
鶴屋南北の研究-「桜姫東文章」と「隅田川花御所染」-
棚田輝嘉ゼミ (近代?現代文学)
事件を解明する人の見ているモノ——明智小五郎シリーズをめぐって——
人間と人間でないものが出会う時——CLAMP作品における手法——
少年少女の行き先——あさのあつこの描く道しるべ——
ライトノベル論——娯楽作品に求められるキャラクター設定——
欲望と危機に満ちた世界——村上龍が描く若者像——
私を愛してよ、さびしいの!——梨屋アリエが紡ぎ出す人間像
ヒットの条件——「少女の友」の読者が求めるもの——
中原中也の世界——音と季節——
夢現——江戸川乱歩文学におけるまなざしの行方——
幻想のパラドッグス——夢野久作の魔法——
共鳴する人間の本能——芥川龍之介における「王朝物」の特色——
生と死の物語——梨木香歩作品における魂の意味——
弱者と強者——重松清が描く〝強さ?——
伊坂幸太郎作品における登場人物形成方法——魅力付けられた彼ら——
切なさを描く人——愛と死の作家、市川拓司——
日常に潜む境界線——米澤穂信作品における謎と青春——
私のために死んでくれ、私は悪くないのだから。——湊かなえ作品における悪人像——
自立——森絵都作品における中学生——
境界線上で見渡す者——上橋菜穂子の自然観——
福嶋健伸ゼミ (国語学)
高等学校の文系クラスと理系クラスで
古文嫌いの理由は異なるといえるのか:文理同一対応の可能性
擬音語の有縁性に程度差はあるのか-現代フランス語よりも古代日本語の方が有縁性が低い-
群馬の小学生にみられる言語使用の実態-読書をしない児童は従来の文法を守らない-
牧野和夫ゼミ (中世文学)
日光山縁起伝本分類考
『七天狗絵』研究史の現在
山内博之ゼミ(日本語教育学)
面接時の応答に関する研究-就職活動のマニュアル本の分析-
「外見」と「見た目」の使い分けに関する研究
カラオケ曲の歌詞分析-世代別にみた人気曲の傾向-
ファッション雑誌に見られる「~感」の用法
女性を意味する言葉-女性向けファッション雑誌をデータとして-
「つなぐ」と「つなげる」の使い分けに関する研究
洋画の邦題の命名に関する研究
プロ野球の応援歌の歌詞に関する研究
ノダネとダネの意味?用法に関する研究
「おかしい」と「面白い」の使い分けに関する研究
動詞「カブる」の新用法に関する研究
「さようなら」の意味?用法に関する研究
日本語の文末における否定辞の位置に関する研究
いわゆる「甲州弁」に関する研究-山梨県笛吹市における方言調査-
「全て」と「全部」の使い分けに関する研究
「とても」と「かなり」の使い分けに関する研究
「いつも」と「常に」の使い分けに関する研究
湯浅茂雄ゼミ (国語学)
歌謡曲の歌詞における語彙と表現
宮城県利府町の方言における世代差について
若者言葉における曖昧表現の研究
現代日本語「かわいい」の研究
福島県双葉郡における方言文末詞の研究
栃木県足利方言における音訛現象について
「いき」の研究
ラ抜き言葉の様相
山形県酒田市方言と『庄内浜荻』
明治期東京語資料における人称代名詞について
福島県会津地方における方言文末詞の研究
佐賀県伊万里市方言における文末詞の研究
山梨県国中方言における方言文末詞
現代語自称詞の研究
若者言葉における意味変化?表現変化の研究
~「やばい」「ふつうに」「-い」の様態~
女性ファッション雑誌における言語表現
福島県中通り県中地区における方言文末詞研究
横井孝ゼミ (中古文学:散文)
花散里の心情の変遷~紫の上と対の存在として~
源氏物語構造論~白氏文集との関係を巡って~
『源氏物語』における香り~「梅枝の巻」を中心に~
色彩からみる『源氏物語』~女性衣裳を中心に~
源氏物語の女性~末摘花を中心に~
更級日記論~孝標女の人生をめぐって~
『源氏物語』薫と匂宮-人物像を通して-
『更級日記』冒頭考——薬師仏は手造りなのか——
竹取物語 天の羽衣論
静岡の伝承をめぐって
『源氏物語』を考える
物語に現れた紫式部の教育観をめぐって
『源氏物語』における恋愛
光源氏を中心にして