「現代社会を読み解くd(科学技術と社会)」紹介(その1) SBエナジー株式会社(ソフトバンクグループの自然エネルギー事業会社)による特別講演を行いました Part 1
「現代社会を読み解くd(科学技術と社会)」紹介(その1)
SBエナジー株式会社(ソフトバンクグループの自然エネルギー事業会社)による特別講演を行いました Part 1
現代生活学科は、環境?エネルギー、地域自立、メディアを柱としていますが、エネルギー(電気)はメディアに不可欠なように、各領域は相互に関係しています。
通信事業をはじめとして多方面へ事業を展開しているソフトバンクグループは、東日本大震災後、
孫正義代表取締役会長 兼 社長 を筆頭に再生可能エネルギー(自然エネルギー)にとても力を入れられていることをご存じでしょうか?
ソフトバンクグループで、自然エネルギーの普及拡大を目的とした事業を行っている
「SBエナジー株式会社」の電力事業本部地域貢献推進部の阿部様に2019年12月にご講演いただきました。
(1年生「現代社会を読み解くd(科学技術と社会)」:菅野教授担当)
ご講演では、「なぜ、ソフトバンクグループが電力?」から始まり、
SBエナジーによる全国各地の自然エネルギーの発電所の詳細や、地域貢献活動についてもお話してくださいました。
化石燃料使用による地球温暖化や、原子力発電による放射性廃棄物の問題が明らかに存在する現状では、地域活性化やメディア事業の発展のためにも、自然エネルギーの普及拡大は欠かせないことです。
阿部様には、現代生活学科の「地域エネルギー論」にも関係する内容までご講演いただきました。
自然エネルギーの発電設備の設置で大切なことは、地域の皆様の安心と信頼、自然エネルギーの理解や地域活性化への貢献、とのことです。
自然エネルギーの発電所を設置している地域の小学校での環境教育はすでに延べ2,300人以上の児童に対して実施されたそうです。
将来を担う子供たちに向けて、環境教育を行う貢献活動は素晴らしいですね。
聴講した学生にも心に残る講演になったようです。
ご講演の後、席が近くの学生同士で講演内容を振り返り、グループの代表者による質問を行いました。
その様子や、履修学生からの感想は続編にて。
阿部様にはお仕事でお忙しい中、高度な内容にも関わらず学生に分かりやすくご講演を行っていただき、深く感謝申し上げます。
現代生活学科の環境?エネルギー領域では、今後も学外の方々の講演や、実社会の様々な事例を通して、学生の理解を深める教育を進めます。