作家グレゴリー?ケズナジャット氏特別講演会開催について(10/7)
2023年10月4日追記
Zoomへのアクセスを追記しました。
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実践女子大学国文学科主催特別講演会「世界文学とジャポニズム」第3回
日時:10月7日 14:00~
場所:実践女子大学渋谷キャンパス 805講義室
またはZoomによるオンライン配信
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https://us02web.zoom.us/j/84297600569?pwd=UnJ5cDVZektBNVJkZlZ6SStIZ0RxUT09
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ミーティングID: 842 9760 0569
パスコード: 732375
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※Zoomを利用されていない方は、上記URLをクリックした際に自動でWebブラウザ用クライアントがダウンロードされ、利用できるようになります。タブレット、スマートフォンの場合は、専用アプリをダウンロードください。
なぜ第二言語で書くのか?
近年、第二言語としての日本語で書かれた作品は増えている。内容も作風も多様であるが、それぞれの作品に対して繰り返し同じ質問が上がる。なぜ第一言語で書かないのか。なぜあえて第二言語で創作するのか。本講義ではこの問いに示唆される文学像を考察しつつ、第二言語での創作過程の現状を語る。
国文学科ブルナ?ルカーシュ准教授は中欧チェコ生まれであり、比較文学や翻訳研究という観点から日本近代文学を研究しています。研究のほか、日本文学のチェコ語訳とチェコ文学の日本語訳を紹介した「チェコと日本を結ぶ文学」(2020年)や、チェコのジャポニズム文学を紹介した「夢うつつの世界へ──近代チェコ文学に描かれる〈日本〉」(2022年)という展示を駐日チェコ共和国大使館?チェコセンター東京で開催しました。このような異文化交流や越境文学への関心から昨年より国文学科の特別講演会「世界文学とジャポニズム」のシリーズを開始しました。2021年に、日本を舞台にした長編小説『シブヤで目覚めて』で話題を呼んだチェコ生まれの女性作家アンナ?ツィマを、2022年に〈国境〉と〈言語〉を跨ぎ、小説家、劇作家、脚本家、映画監督、翻訳家、文学研究者など、多彩な活躍をしてきた「世界作家」のロジャー?パルバースをお招きしました。今年度は、『鴨川ランナー』(2021年)と『開墾地』(2023年)を出版し、今日本で注目されている作家のひとりであるグレゴリー?ケズナジャット先生を講師に迎えます。
【プロフィール】
作家、法政大学グローバル教養学部准教授。1984年、アメリカ合衆国サウスカロライナ州生まれ。2007年、外国語指導助手として来日。2017 年、同志社大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程修了。 2021年、『鴨川ランナー』(講談社)で第2回京都文学賞を受賞。2023年、『開墾地』 (講談社)が第168回芥川賞候補となる。