授業紹介 「図書館実習」(学内授業)
図書館実習は、学内での授業と夏休みの図書館インターンシップを組み合わせた授業です。学内の授業では、インターネット上の百科事典のWikipediaの記事の執筆を行っています。(図書館インターンシップの紹介はこちらのページをご覧ください)
図書館学の授業でWikipediaを取り上げているのは、実はWikipediaと図書館の間には深いつながりがあるからです。記事の執筆に先立って、Wikipedia日本語版元管理者の海獺さんを特別講師にお迎えし、図書館とWikipediaがつながる理由やその成り立ちなどについてお話いただきました。講義の中で、Wikipediaの記事は信頼できる情報源に基づいて書くよう求められていること、だからこそ信頼できる本や雑誌を集めた図書館と関わりがあるという説明がなされました。
特別授業の後半では、Wikipediaの編集を行いました。大学図書館の蔵書を活用し、海獺さんに教えてもらいながら、学生自身が、記事の根拠となる本や雑誌記事の情報を入力しました。授業で追加できた情報源は限られたものでしたが、Wikipediaの記事の信頼性がその分高まり、また大学図書館のもつ知識を社会に還元することができました。この特別授業で学んだことをもとに、さらに新規項目の執筆にも取り組みます。
- 講義概要(シラバス)
- シラバス検索システムが別ウィンドウで開きます。