2019年8月(その3)
現代生活学科1年生「環境科学概論」紹介(その1)
ジョシエネLABOの環境ナビゲーターの方による特別講義 Part 1
現代生活学科に入学してすぐ、1年前期には必修科目が4科目ありますが、その一つが「環境科学概論」(担当:菅野教授)という科目です。
この科目では、高校まで理科が苦手な学生にも理解できるように、やさしく分かりやすい授業をしています。
今年度の環境科学概論では、授業が軌道に乗り始めた5月初頭に学外の方に講演をお願いしました。
環境に関心のない学生にも関心のある学生にも「環境領域」に興味が持てるように、
所沢市のマチエコ大使、さらに、みんな電力(株)のCSR活動の「ジョシエネLABO」も立ち上げられた、
環境ナビゲーターの上田マリノ様に「エコってなーに?幸せになる基礎をつくろう」という講演を行っていただきました。
「環境」を学ぶ意味を再確認するために、
「明日も明後日も大切な人と笑顔でいられるように、幸せだと感じる、暮らしたいと思う、
そういった環境を自分たちで整えていこう!」
というメッセージを込めた講演を行っていただきました。
上田様は美術大学をご卒業されていますが、その際に大学で使用後の課題でゴミ箱が一杯になっているのを見て、エコを志したそうです。
その後、イベント活動などを通して、誰でも取り組みやすいエコについて広げられたのみならず、
環境新聞へのご執筆など専門的な活動も多く行っておられます。
さらに昨年は「エコ娘が聞く! 環境世代へつなぐ女性39人」という書籍まで出版されました!
こんなにも環境領域で活躍している女性の方々がおられるのか!と驚くと同時に、
それぞれの女性の方々のお仕事内容について分かりやすく書かれていますので、必見ですよ!
(本学の図書館にも、菅野先生の研究室にもありますので、希望される場合は読むことができます)
さて、授業では、上田先生から「実施しているエコなこと」「環境問題を解決するアイデア」「みんなのエコのイメージ」などの命題が出されました。
学生諸君も色々と考えて、付せんに書き始めました。(この付せんは上田様が探してくださいました)
書き終えた付せんを上田先生が紹介しながら、分野ごとに模造紙に貼っていきます。
今年の1年生は69名いますので、貼るだけでも時間が掛かります。
(後日、貼り替えて3館1階の菅野研究室に貼り出しました)
この環境科学概論という科目では、温暖化の本当の仕組み(なぜ二酸化炭素で暖かくなるのか)、紫外線とオゾンの関係(持ちつ持たれつ)、光の種類がどのように分けられるか(晴れた空はなぜ青い?)、など、環境?エネルギー科学はもちろん、当学科の他の柱であるメディアや自立領域にも深く関わる事項を取り上げて、環境科学の基礎を勉強します。
オープンキャンパスなどで日野キャンパスにご来校の際には、3館1階にお立ち寄りいただき、ぜひ現代生活学科1年生みんなの付せんをご覧ください!