人間工学研究室(佐藤 健 教授)
研究室およびゼミの紹介
私たちの生活環境は、さまざまな道具(製品?システム?サービス)に囲まれています。人間工学は応用範囲が広いため、人間と生活環境を多方面から検討します。いろいろな考え方?状況の捉え方や評価方法を習得してデザインや生活環境における理論と実践を行うことを目指しています。さらに、より安全で健康に快適にするための条件を人間中心設計の視点から調査?研究します。ゼミで行った調査?実験を学会発表やコンペの機会があります。
<2021?2023年度卒業研究>
両腕協調運動による前頭葉活動の検証、電動キックボードの普及に向けた意識調査と課題、心電図解析による視覚刺激のストレス緩和効果、屋内での平面歩行?階段昇降時の体幹加速度のHarmonic ratio 解析,アイススラリーを利用した夏季睡眠環境の改善
学生によるゼミ紹介
人間工学とは、人や生活環境の安全、健康、福祉をテーマにした応用科学分野です。人間の生理や情報システムも含めたパフォーマンスを評価するスキルを身につけます。健康器具など手に触れる人体機器中心としたデザインについて学んでいきます。
最近ではノルディックウォークの評価に関わるさまざまな研究を行っています。股関節症の方と一緒にノルディックウォークを行い、プールをお借りして水中ノルディックウォークの体験会を支援する活動を行っています。また、他大学と合同で研究発表会や実験施設見学もあり、実践女子大学のキャンパスを超えたイベントにも多く参加します。国際学会で自分の研究を発表する学生もおり、自分の視野をさらに広げることができる研究室です。