英文学科 2017年卒業 小売業
※2023年度までのカリキュラムに基づく内容です
「女性として」の視点から、文学や文化を学ぶ女子大ならではの強み
[Q1]現在ご担当の業務内容について、簡単にお教えください。そこでどんな手応えを感じていらっしゃいますか?
現在は、店長として売場管理やスタッフの教育などを担当しております。まだ店長としての業務に慣れないことも多々ありますが、売場のスタッフと共に、どのようにしたらもっと良い店になるかを考えながら、店舗運営をしております。ご来店頂いたお客様に「また来ます」と言っていただいた時や、自分で考えたディスプレイで売り上げが上がった時に、店舗運営の面白さや手応えを感じます。
[Q2]実践女子大学の4年間で感じた英文学科の魅力を教えてください。
英文学科の魅力は、文学だけでなく、イギリスやアメリカの文化や歴史、英語学など総合的に学べるところだと思います。そして、「女性として」という視点から、文学や文化を学ぶ授業が充実しているので、実践女子大ならではの強みだと思います。
[Q3]在学中に最も印象に残っている授業、留学やインターンシップ、ボランティア活動、課外活動は何ですか?エピソードや心に残る先生の言葉なども交えてお教えください。
在学中に最も印象に残っていることは、オリンピック?パラリンピック活動です。授業を通して知り合った他学科のメンバーたちと、「女子大生の視点でオリンピック?パラリンピックに向けて何ができるか」をテーマに自主的に活動していました。中でも、他大学の女子学生や組織委員会の方たちを巻き込み、オリパラについて考えるきっかけづくりをしようと、「女子大フォーラム」の企画から運営までを経験したことは特に印象に残っています。当日を迎えるまで、何度も打ち合わせを繰り返し、時には真剣に考えるがゆえに意見が対立することもありましたが、メンバーとともに乗り越え、自分たちができる最高のイベントを作り上げられたことは、自分自身の自信にもつながりました。
[Q4]今の目標や将来の夢をお教えください。お仕事、プライベートを問わずこれからの生き方などをイメージされていたら、ぜひお教えください。
私の今の目標は、日本の文化を海外の方たちに発信できるようになることです。学生時代にイギリスやアメリカの文化や歴史の授業を通して、海外の文化の良さを知るだけでなく、逆の視点で日本の文化の魅力にも気付くことができたので、その良さを海外の人々にも伝えられるような人になりたいと思っています。
[Q5]実践女子大学への進学を考える高校生にメッセージをお願いします。
今、どのような大学に入るか、迷っている方々もきっと多くいらっしゃると思います。しかし、大学に入ることがゴールではありません。大学に入って4年間で自分は何を学びたいのか、何に取り組みたいのか、どのように過ごすかということが一番大切だと、私は思います。正直なところ、わたしにとって実践女子大は、第一志望の大学ではありませんでした。しかし、入学してみて感じたことは、どのような環境にいたとしても自分次第ということです。実践女子大では学生のチャレンジに寄り添い、それを大学全体でサポートしてくれる体制が整っているように感じます。高校生のみなさんも、大学に入って具体的に何をしたいのか、ぜひ一度自分と向き合う時間をつくり、自分に合った大学を見つけてください。
※このページの掲載内容は、2018年取材当時のものです