Holiday Card Exchange Project 2023:常磐松小学校放課後クラブで第3回ワークショップを実施しました!(1/5)
本学が主催する「世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!—Holiday Card Exchange Project 2023」の第3回ワークショップを、1月5日(金)に常磐松小学校放課後クラブにて開催しました。
第1回、第2回の報告は以下よりご覧ください。
昨年度に続き、新年早々に常磐松小学校放課後クラブの子供たちに獅子舞を鑑賞してもらうワークショップを行いました。
今回も、小学校の体育館をお借りして舞台を設営し、法被(はっぴ)を着た学生たちが出迎える形でイベントが始まりました。特別ゲストの舞台実演家?こどもの表現活動家ただじゅんさんによる獅子舞、お囃子(はやし)劇場を楽しんだ後、小?中?大3種類のサイズの皿回しに圧倒されました。
今年のポイントは「参加型ワークショップ」。このあと子供たち一人ひとりにも法被が渡され、獅子舞を折り紙で折りました。そしてただじゅんさんのレクチャーのもと、みんなで獅子舞ダンスを踊りました。さらに、小さな太鼓も1つずつ配られ、教わったとおりにみんなでリズムよく叩きました。
演舞後、子供たちからただじゅんさんにたくさんの質問が寄せられました。
Q:「どのくらい練習しましたか?」A:「できるようになるまで」
Q:「皿回しはどのサイズが一番難しいですか?」A:「一番小さいお皿です」
Q:「指笛はどこで教わったんですか?」A:「沖縄のエイサーの練習でできるようになりました」
Q:「なんでこういう仕事をしているのか?」A:「喜んでくれるのがうれしいからです」
そして、「けん玉や日本の楽器などは人が伝えていかないと伝わらないんだよ」という話に、子供たちはじっと聞き入っていました。終了後は、「指笛教えて!」と子供たちがただじゅんさんのもとに集まっていました。
後日、海外から届いたカードとともに、国?地域別にまとめたポスターとともに子供たちに届けました。子供たちに楽しんでもらえたら幸いです。
今年も、3ヶ月間子供たちと一緒に行ってきた国際交流を通して、学生たちも大きく成長を遂げることができました。参加してくれた常磐松小学校放課後クラブの子供たち、そしていつも学生たちをさりげなくサポートしてくださった先生方、みなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
参加した学生の声
?子供たちがみんな「楽しかった」と言ってくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
?子供たちの楽しみを尊重する大切さに気付きました。その子なりの楽しさを否定しないことが相手への尊重に繋がるのではないかと実感できる機会になりました。
?次にどのような行動をしなければいけないのかを先読みして行動することが、プロジェクトの成功につながると実感しました。
?普段名前しか聞いた方のないような日本文化についてみんなで学んでいくことでその伝承にも繋がるし、人とのつながりも感じられるのだと気づきました。
?ただじゅんさんが子供たちと触れ合うために、皿回しや三味線、獅子舞踊りなどを習得されたと聞いて、本当に素晴らしいと思いました。