Holiday Card Exchange Project 2022:常磐松小学校放課後クラブで第3回ワークショップを実施しました!(1/6)
NPO法人グローバルプロジェクト推進機構(JEARN)からの要請により本学が主催する「世界のお友達とホリデーカードを交換しよう!—Holiday Card Exchange Project 2022」の第3回ワークショップを、1月6日(金)に常磐松小学校放課後クラブにて開催しました。
(第1回、第2回の報告は以下よりご覧ください。)
昨年は大学で撮影した動画のオンデマンド配信、一昨年はZoomやYouTubeのリアルタイム配信となった獅子舞を、やっと子供達の目の前で演じてもらうチャンスが訪れました。
今回は、小学校の体育館をお借りして舞台を設営し、はっぴを着た学生たちが出迎える形でイベントが始まりました。特別ゲストの舞台実演家?こどもの表現活動家ただじゅんさんによる獅子舞に、子供たちは大喜びで見入っていました。
演舞後のインタビューでは、獅子舞がお正月に演じられるのは「一年のはじめに幸せが訪れますように」という意味があることなどを教えてもらいました。子供たちからも続々と手が上がり、「その獅子はオスですかメスですか?」「獅子の頭に鈴が付いているのはなぜですか?」などの質問が寄せられました。
演舞の後、ただじゅんさんから「何かを通して知り合った外国の友だちと直接交流することが難しくても『今元気にしているかな?何をしているかな?』と想像することも国際交流になるんだよ」というお話しがあり、子供たちもそして学生たちも大きくうなずいていました。
その後、海外から届いたカードの鑑賞会を行いました。台湾からのカードに「こんな食べ物があるんだね!」「こうやって過ごしているんだね」、スロベニアからの紅茶のデザインのカードには「かわいい!」など、さまざまな声が上がりました。また、「この文字は何て読むんだろう」と考え込む子供を前にすかさず学生がスマホを取り出し、Googleレンズで翻訳して解説する場面もありました。
届いたカードは子供達にプレゼント。喜んでもらえて学生たちもうれしそうでした。
学生たちからは、「獅子舞や皿回しを見て子供たちが喜んでくれたのがうれしかった」「小学生に伝わることばを選び、ゆっくりと大きめの声で話したインタビューがうまくいってよかった」「子供たちが海外からのカードを手に取って興味を持てたことがよかった」といったと感想が出されました。
そして、3回のイベントを通して「思いついたアイデアや考えは積極的に提案することが大切」「全員が案を出し合って改善していくことで、より良いワークショップを作ることができる」「自分の役割のみでなく、全員が自分以外のこともこなせるようにしておく必要がある」などの気づきや、「一人ひとりの性格?特徴にあった適切な寄り添い方、また臨機応変に上手に対応することができるようになりたい」といった抱負が寄せられました。
3ヶ月間子供たちと一緒に行ってきた国際交流を通して、学生たちも大きく成長を遂げることができました。常磐松小学校放課後クラブの子供たちと先生方、みなさまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
※獅子舞を海外の子供たちに見てもらえるよう、英語のアナウンスと字幕を入れたショートムービーを1年生が作成しました。よろしければぜひご覧ください。