2017年度開催報告
源氏物語のたのしみかた
日本の代表的な古典文学であり、千年の時を超えて今も読み継がれている『源氏物語』。2017年度の国文学科ではこの文学作品に焦点を当て、展覧会と、2回の講演会、ワークショップを行いました。
10月14日(土) 第1回 講演会
「江戸時代の源氏物語」
講師:佐藤 悟 (実践女子大学 文学部 教授)
「源氏物語の和歌」
講師:針本 正行 氏 (國學院大學 教授)
10月28日(土) 第2回 講演会
「三條西家と源氏物語、そしてお香」
講師:三條西 堯水 氏 (御家流香道第二十三代宗家)
「源氏物語と能」
講師:佐野 弘宜 氏 (宝生流能楽師),影山 輝國 (実践女子大学 文学部 教授)
10月 2日(月)~10月28日(土) 展覧会
「古筆切で楽しむ源氏物語の世界」
10月 6日(金)、10月27日(金)ワークショップ
「変体仮名で楽しむ源氏物語の世界」
担当:上野 英子(実践女子大学 文学部 教授)
ヨーロッパのクリスマス文化と美術?音楽
美学美術史学科では渋谷キャンパス1階の会場において、クリスマスの到来に合わせてヨーロッパの人形飾り「プレセピオ」でキリスト降誕シーンを再現するとともに、色鮮やかな中世ヨーロッパの彩飾写本(複製)を展示しました。また、期間中の 12月16日には、中世フランスにおけるクリスマス音楽(ノエル)の進化や、今回展示した彩飾写本の楽しみ方などについて知識を深める講演会を開催しました。
12月13日(水)~12月21日(木) 展覧会
12月16日(土) 講演会
「中世フランスのノエルと音楽:伝承から創作へ」
講師:西間木 真 氏(東京藝術大学 音楽学部 准教授)
「西洋中世の彩飾写本に見るキリスト教文化」
講師:駒田 亜紀子(実践女子大学 文学部 教授)
健康に過ごすための食事と運動の工夫
本学生活科学部は、研究や教育の成果を地域の皆さまと共有するため、公開講座を行っています。2017年度第1回目は食生活科学科が主催しました。
健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間である「健康寿命」に注目が集まる中、それに大きな関わりを持つ食事と運動についてどのような心がけができるか。日々の暮らしの中でひと工夫することでおいしく健康的な食事ができ、積極的に身体を動かせるようになるアイディアを、2名の講師が紹介しました。
10月21日(土) 講演会
「健康は毎日の食事から~くらしに生かす食事のヒント~」
講師:加藤 チイ(実践女子大学 生活科学部 准教授)
「元気に自分の足で歩くために~身体をみつめるセルフチェックと簡単運動~」
講師:天尾 理恵 氏
(東京大学医学部付属病院リハビリテーション部理学療法士 主任)
こころとからだの科学
本学生活科学部の研究や教育の成果を地域の皆さまにご提供している公開市民講座。第2回目を主催する生活文化学科は、健康や家族、社会生活、子どもの養育を主なテーマに研究?教育活動を展開しています。
今回の講座では、体育と心理学の専門家2名がそれぞれの研究内容を基盤に、「こころとからだ」について講義しました。講義では暮らしに取り入れていただける健康情報や、心と体に見られる現象の理解に役立つ知識などをご紹介しました。
10月26日(木)講演会
「からだと運動の関係~貯筋で日常生活を健やかに!~」
講師:島崎 あかね(実践女子大学 生活科学部 准教授)
「こころとからだの意外な関係~認知心理学の研究で分かってきたこと~」
講師:作田 由衣子(実践女子大学 生活科学部 専任講師)
実践!プログラミング教育~スマートフォンでロボットをプログラミングしながら、新しい社会と人間について考える~
本学生活科学部では、キャンパスに地域の皆さまをお招きして、「市民公開講座」という形で研究や教育活動の成果をご提供しています。2017年度第3回目は、「環境」「メディア」「自立」を柱に教育を行う現代生活学科が担当しました。
スマートフォンなどの端末で気軽に取り組めるプログラミング教室を開催し、自分で手掛けたプログラムでロボットを動かす体験を味わっていただきました。ご家族での参加も多く、ワークショップでは親子でプログラミングを楽しむ様子も見られました。
10月28日(土)講演会,ワークショップ
「実践! プログラミング教育~スマートフォンでロボットを
プログラミングしながら、新しい社会と人間について考える~」
講師:犬塚 潤一郎(実践女子大学 生活科学部 教授)