2期日野校地整備計画(創立120周年記念整備事業)
実践女子学園は、2019(平成31)年に創立120周年を迎えるにあたり、教育環境を整備?充実すべく「創立120周年記念整備事業」を行い、教育理念の一層の発揚に全力を注いでいます。
2期日野校地整備計画では、実践女子大学生活科学部の教育研究拠点ある日野キャンパスの整備を行いました。既存の校舎の改修工事並びに、1965年代からの学び舎であった2館と3館を解体?除却工事し、新しい3館を建設(2016年2月末竣工)しました。
新築工事(第3館)
新第3館は、延床面積2,502㎡、講義室が主体の4階建ての建物です。大きな吹抜空間は、新たに作られる広場と一体となった、学生が憩い交流する場所となります。また、プレゼンテーションや講演などにも使える大階段を備え、1階に置かれた教員研究室とつながったアクティブ?ラーニング?スペースとして多様な利用が可能な空間を構成しています。また、太陽熱を利用した換気システム、地中ダクトによる新鮮な空気の取り入れなど、環境にも配慮した建物となっています。
<建築概要>
規模 地上4階
建築面積 737.37㎡
延床面積 2,475.66㎡
構造 鉄構造
工期 2015年3月~2016年2月
3館紹介動画 Youtube配信中
改修工事
本館を中心に、各館の講義室、廊下、トイレをリニューアルにするとともに、各所に学生が集えるラウンジスペースを設けています。第1館は、耐震改修とエレベータ新設を行い、新たに生まれ変わりました。
また、生活科学部の実験実習室の充実を進めています。食生活科学科関連では、調理実習室と栄養教育実習室を新設。給食実習室のリニューアルも行いました。生活環境学科関連では、新たに製図室を設けるとともに、研究室?実験実習室の改修?移転の計画を進めています。生活文化学科関連では、音楽室?図画工作室?保育演習室の移転に加え、2014年度に誕生した生活心理専攻の実験室の新設を行いました。現代生活学科関連では、新たな映像演習室に最新の映像?音響設備を整備しました。さらに大学の心臓部である図書館内に、新たに個人閲覧室をはじめPCラウンジ、アクティブ?ラーニングスペースを設けました。