メディア?情報?コミュニケーション-鹿島 千穂ゼミ
学生によるゼミ紹介
鹿島ゼミでは、「メディア?情報?コミュニケーション」をテーマに研究をしています。メディアや情報というものは、学生にとっても身近な存在であるため、自分の興味を持ち続けながら研究に取り組むことが出来ます。
ゼミの授業では、はじめに全体でメディア史について学び、その後各個人でテーマを設定し、前期後期合わせて4回の発表を行います。発表の前後には、鹿島先生との個人面談やフィードバックを必ず行っていただけるので、常にアドバイスを貰いながら論文の執筆を進められます。
ゼミ内ではメディアという括りがある中でも、テレビ?雑誌?SNSなどといった幅広い研究を行っているため、ゼミメンバー同士での情報共有などを通じて多角的な視点を身に付けることが出来ます。
授業のテーマ?目標
このゼミでは受講生が興味あるメディアを選び、卒業研究レポートの作成に取り組みます。対象とするメディアは、テレビ、ラジオ、新聞、絵本、雑誌、映画、インターネット、SNSなど私たちが毎日接しているものから自由に選びます。
研究テーマが決まったら、研究計画を立て、情報収集、調査、分析を行い、文章にまとめていきます。口頭発表では、自らの発表に力を注ぐことはもちろんですが、ゼミ仲間の研究にも興味を持ち、積極的にコメントし、お互いの研究がより良いものになるよう活発なディスカッションを行います。
1年間の学びのなかで、それぞれが興味を掘り下げ、知的な作業の楽しさを実感するとともに、現代社会を生きる上で必須である「メディアを読み解き活用する力」を育成し、社会で役立つ分析力、文章力、表現力、コミュニケーション力を磨くことを目指します。
鹿島先生からのコメント
短大2年生は忙しい。就職活動、授業、資格の取得、アルバイト、趣味などと並行して、卒業研究レポートを執筆しなければなりません。卒研レポートが他の授業の課題と異なるのは、長期的な計画を立てる必要がある点です。多くの文献を読み、場合によっては調査をする必要もあるでしょう。時間をやりくりするのは大変です。しかし、自ら計画を立て、実行に移し、成果を出すことは、どのような仕事に就いても必要とされる能力です。社会へ出る準備のつもりで取り組みましょう。一方で、興味関心があるテーマに没頭することが許されるのは学生の特権です。そのような贅沢な時間を楽しんでほしいと思います。
授業の内容と年間スケジュール
4月~5月 |
ガイダンス(授業の内容と全体のスケジュール確認) |
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6月~7月 |
研究テーマ発表会/文献?データの収集方法やレポートの書き方を学ぶ/研究計画書の作成 |
夏休み |
先行研究の調査、文献講読、資料収集、インタビュー調査の実施 |
9月~10月 |
レポート作成の方法を学ぶ/レポート執筆を進める/個別面談 |
11月 |
中間発表会 |
12月 |
レポートの最終確認と仕上げ |
1月 |
研究レポート提出/研究レポート発表会 |
中間発表の様子
ゼミの授業内で卒業論文の中間発表を行いました。事前に自分のテーマについての参考文献を探したり、取材やアンケート調査を行ったり、それぞれ研究した成果をパワーポイント?レジュメとして作成?発表しました。
2019年度のテーマ紹介
私たちのゼミの卒業論文のテーマで多いものはSNSなどのメディアに関するテーマとコミュニケーションに関するテーマです。どの卒業論文も内容の進め方や視点が異なっていて、各メンバーの魅力がつまった卒業論文になっています。
以下が今年度のテーマ紹介です。
?CMがもたらす商品価値
?SNS依存とSNS利用実態
?SNSとファッション
?SNSを通したお客様とのコミュニケーション
?子供の娯楽教育とメディア
?声優ラジオ~娯楽としてのラジオ~
?現代のラジオと新たな活用性~聴覚を活用した教育の発展~
?ラジオからみる双方向的メディアの意義
?女性ファッション雑誌の過去と現在
?SNSでの宣伝効果
?販売員が行っているコミュニケーションと影響力
?インディーズバンドとSNS
?朝ドラが愛された理由