企画力を身につける-板倉 文彦ゼミ
学生によるゼミ紹介
板倉ゼミでは、「企画力を身につける」ことを目的としています。各人が、学んできた授業に関連する内容をベースにテーマを設定し、企画を立案していきます。
ゼミの進行として、まずは企画について学び、調査や研究の方法を学びます。その後各自が研究したいテーマを選定し、研究計画書の作成?テーマ発表を行います。ゼミではこの発表以外にもグループワークや中間発表を含め、数多くの発表機会があります。これらの経験はプレゼンテーションの練習にもなり、後期になると要点が絞られた分かりやすい発表ができるようになっていきます。
このゼミの魅力は、自分の考えやアイデアを具体的な形にしていく力を身につけることができるところです。企画として新しいものを提案していく上で、どのような調査が必要か、どのような効果?影響を見込むことができるかを深く考え、それを形にしていくことができます。
板倉先生からのコメント
このゼミでは、「自分でアイデアを出し?それを組み立て?人々にそれをきちんと伝える」といった社会で必要となる基礎スキルを身につけることができます。
学生たちは短大生になって、社会から大人として扱われるようになっていきます。そして、卒業後は多くの学生が実社会に巣立つこととなります。ゼミでは、はじめは仲間と共同で自分たちの考えを提案することを学び、徐々に個人でもそれが可能となるようにプロセスが組まれています。
News!
ゼミの決め手!
このゼミを選んだ理由を聞いてみました。
?情報学を学んで、企画というものに興味を持ったから
?研究したいテーマが企画や経済と絡んでいて、研究するには持ってこいのゼミだったから!
?企画という形で自分が調べたい内容や興味があったことを1からできると思ったから
?自分で何かを作り出すことや、企画を考えたりすることが好きだから
?企画力がある人は就活や仕事をする上でも役立てると思ったから
?元々企画することや人前で発表することが苦手だったので、逆に挑戦したいと思ったからです!
進路について
就職活動を続けてきた学生はそろそろ内定先を決め、就活を終える学生も見受けられるようになって来ました。今年は求人が順調に来ているようですので、あとは学生が動くだけという状況です。あわせて編入活動も始まりましたので、みんな進路決定に向けてのラストスパートといった感じです。
企業からの内定は「この人が欲しい」というメッセージで、学生の良さを認めてもらえた証でもあると思います。自信を持って送り出した側としては嬉しい限りです。
板倉先生は前職では人事部で働いていたということもあって、面接やESの添削だけでなく相談や社会のことについて親身に教えてくれ、内定獲得までしっかりサポートしてくれます!
授業のテーマ?目標
ゼミでは、基礎教養として学んできた「日本の文化、文学、ことば」や各コースで習得してきた知識に基づき、自分の考えやアイデアを加えることにより、最終的に「企画」という形にまとめ上げることを目標とします。
企画として新しい事柄を提案していくには、例えば「過去や現在の状況をしっかり調査したうえで、それを提案することにより将来的にどのような効果、影響が見込めるのか」といったような、多面的な視点での調査、研究が必要となります。ゼミでの経験を通して、自分の考えやアイデアを具体的な形にしていく力を身につけていきます。
授業の内容
- ガイダンス-授業の進め方、スケジュールの説明
- 企画について学ぶ
- 調査、研究の方法を学ぶ
- テーマ選定-取り上げてみたい事柄の相談および指導
- 研究計画書の作成
- テーマ報告会
- 研究レポートの構成決定
- 研究レポートの完成と発表会
過去の卒業研究テーマの紹介(一部)
- メディア?リテラシーを身につけるには
- ソーシャルメディアの影響力
- 子どもと絵本
- 子どもの遊びの変化と環境
- 若者の活字離れ
- ネットワークコミュニケーションの問題点
- 子どものためのスマートフォン
- 電子書籍のビジネス
- カラーユニバーサルデザインの浸透